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年上彼氏が結婚したら亭主関白に!モラハラ夫との戦いを描いた『家事は女の仕事だろ? 共働きなのに何もしない20歳上の夫』

  • 2025.1.12

あなたが結婚相手に望むものはなんだろうか。主人公・りこは、バーで知り合った優しい一郎と恋に落ち、1年という交際期間を経て結婚した。夫となった一郎は、りことはまったく異なる価値観を持っていて、結婚生活に暗雲が広がり始めるーー。『家事は女の仕事だろ? 共働きなのに何もしない20歳上の夫』(うみこ/KADOKAWA)は、結婚後に豹変した夫に不満を抱き、離婚を決意するストーリーだ。

りこは、世話焼きな性格が原因で、これまでの恋愛も「まるでお母さんのようだ」と振られ続けていた。そんな自分も含めて受け入れてくれる男性に出会いたいと思っていたりこ。バーで知り合った一郎は、紳士的であり優しく穏やかだった。20歳年上だったが、彼に惹かれ交際し、世話焼きの面も受け入れてくれたことをきっかけに「この人となら幸せになれる」とりこは、結婚を決めた。

結婚後、徐々に見えてくる一郎の本性に蓄積する違和感。「夫より先にお風呂に入ってはいけない」から始まり、エスカレートする亭主関白ぶりにイライラが募っていく。家事は一切やらず、りこが残業であっても食事の用意を強要することもあった。耐えかねて意見すると、文句があるなら家賃などを含む生活費全般を折半しろというのだ。一郎はモラハラ男だったのだ。

幸いにも、このストーリーでは、一郎の母がキーパーソンとなり、夫婦関係の進展に一役買う。また、りこ自身も一郎のモラハラに負けず、自立しようと成長を見せる。その過程にはスカッとする展開が多く、共感を覚える読者も多いだろう。筆者もまた、結婚生活はお互いへの思いやりが大切だなと、感慨深くなった。

モヤっとする展開も、最後にはハッピーエンドでスカッとする。そんな漫画が読みたい人に、ぜひおすすめしたい。

文=ネゴト / 森ソタカ

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