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「誰ですか?」親戚なのに一般席へ…葬儀での対応に消えないわだかまりが生まれた瞬間【体験談】

  • 2025.1.12

母の妹の夫が亡くなり、親が葬儀に参列したときの話です。正直なところ、私自身はその家族とほとんど接点がなく、顔を合わせたこともありませんでした。親はどうだったかはわかりませんが、少なくとも遠い親戚という感じだったようです。

親戚のはずなのに…

葬儀の会場は少し離れた場所にあり、親が到着すると、まず驚いたのは母方の親族席が用意されていなかったことです。「どちらのご親戚ですか?」と受付で尋ねられ、結局、母方の親族であるにもかかわらず、一般の席に案内されました。

さらに、葬儀の進行中も、母方の親族としてのあいさつや紹介の場が設けられることはなく、まるで他人のような扱いを受けたのです。

波風を立てたくなくて退散

もちろん、葬儀の場で波風を立てるのは避けたいという思いがあり、母方の親族は誰1人として文句を言いませんでした。しかし、葬儀が終わると、私の親は火葬場には向かわず、そのまま帰路に着きました。

母方の親族の間では、「こちらは娘を嫁として送り出しているのに、このような対応を受けるのはどうなのか」という思いがくすぶっていました。

確実にできたわだかまり

そこから生まれたわだかまりは、今もなお親戚の間で消えることはありません。時代が変わりつつあるとはいえ、家と家とのつながりというものが存在し、そこにはそれなりの敬意や配慮が求められるのだと感じました。

たとえ昔ほど厳格ではなくても、最低限のマナーや相手への気づかいは大切にしたいものです。

まとめ

この経験を通して、家族同士の関係には、互いに対する尊重が欠かせないと改めて気付かされました。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者:山田花/40代女性・会社員

イラスト/マキノ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)

ベビーカレンダー/ウーマンカレンダー編集室

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