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「それでボロカスに…」坂上忍が目撃した、撮影初日に【5時間遅刻】してきた男性タレントといえば?

  • 2025.2.9
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(C)SANKEI

撮影現場では、時間厳守が当たり前。とくにドラマや映画の撮影では、スケジュール通りに進めることが求められるため、俳優やスタッフの遅刻は大問題になりがちです。新人であればなおさら、最初の印象は重要で、初日に遅刻すればそのあとの現場での立場が一気に悪くなってしまうこともあります。

そんななか、あるタレントがドラマの撮影初日にまさかの5時間遅刻。そのせいで共演者やスタッフから総スカンを食らい、現場で苦しい思いをしたというエピソードが語られました。

いったい、そのタレントとは誰なのでしょうか?

坂上忍が目撃した、撮影初日に5時間遅刻してきた俳優といえば?

さてここでクイズです!

坂上忍が目撃した、撮影初日に5時間遅刻してきた俳優といえば?

ヒント…

①1980年代の人気ドラマ『ポニーテールはふり向かない』に出演していた

②バラエティ番組でもおなじみの“愛されキャラ”だが、若い頃は役者業にも挑戦していた

「それでボロカスに…」

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(C)SANKEI

答えは……野々村真さんです!

バラエティ番組での天然キャラが愛される野々村真さんですが、かつては役者としても活動していました。今回のエピソードが語られたのは、2024年5月14日までに公開された伊藤かずえさんのYouTubeチャンネル『やっちゃえ伊藤かずえ』の動画。ゲスト出演した坂上忍さんが、野々村さんの撮影初日に5時間遅刻という衝撃の出来事を振り返りました。

坂上さんと野々村さんは、1985年放送のTBS系ドラマ『ポニーテールはふり向かない』で共演。その撮影初日、坂上さんら共演者やスタッフはロケバスで現場に向かったものの、野々村さんだけが5時間遅刻してしまったといいます。

坂上さんは「俺らはロケバスで5時間待ったんだから。それでボロカスに…。そりゃ、そうですよ。こんな失礼なやつ、世の中にいないんだから」と当時の怒りを語り、スタジオの共演者たちを驚かせました。

「寝坊じゃないか?」 と推測

野々村さんがなぜ遅刻したのかは明確には語られていませんが、坂上さんは 「寝坊じゃないか?」 と推測。当時の撮影現場は厳しく、時間にルーズな人はすぐに信用を失ってしまうこともあったようです。

その結果、野々村さんは共演者やスタッフから総スカンをくらい、現場では肩身の狭い思いをすることに。さらに、 俳優の松村雄基さんから4の字固めをかけられるなど、洗礼を受けたと坂上さんは振り返ります。

「まこちゃん(野々村さん)は結構マジで悩んでいて。役者の現場が初めてだったから、スタッフさんにも総スカン。役者のところに行っても4の字固めみたいな感じで」と、当時の苦しい状況を説明しました。

しかし、遅刻以外にも野々村さんが現場で目をつけられる原因となった“致命的なミス”がありました。それは“衣装合わせの時に、サングラスをかけてイキって登場したこと”。

坂上さんは「バカだから、サングラスかけて、イキって入ってきたの。それをみんなに見られて」と笑いながら語り、「遠くから黒いサングラスかけて、(肩で風を切って)歩いてくるやつがいて。誰だ?と思ったら、まこちゃんで。あんなの見られたら、そりゃやられるじゃん」と当時の光景を思い出していました。

おそらく本人はカッコつけたつもりだったのでしょうが、先輩たちには逆効果だったということですね。

ただ、坂上さんは最初こそボロカスに言っていたものの、ある日、野々村さんが撮影所の簡易トイレで必死にセリフの練習をしている姿を見て、「緊張していたんだな」と理解。

「僕もその時は大映ドラマは初めてで。どっちも外様感はあったんですよ。ただ、こっちは芝居はずっとやっていたから」と、自分も慣れない環境だったことを思い出し、野々村さんに役者の世界でのアドバイスをするようになったそうです。

エピソードを知るとより好きになるかも

野々村真さんの 撮影初日に5時間遅刻というエピソードは、まさに新人時代の苦い思い出。しかし、そのあとも芸能界で活躍し続け、バラエティ番組では “愛されキャラ” として確固たる地位を築きました。

この話からもわかるように、 最初の印象が悪くても、努力し続けることで周囲の評価は変わるもの。実際、坂上忍さんも当初は“ボロカス”に言っていたものの、最終的には野々村さんの姿勢を認め、助け舟を出すようになったというのが印象的です。

今では笑い話になっているものの、当時の野々村さんにとっては “芸能界の厳しさ”を痛感した出来事だったことでしょう。

これからも野々村真さんならではの天然キャラと、坂上忍さんとの意外な“絆” に注目していきたいですね!