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伝説のドラマ『ROOTS/ルーツ』、今新たに甦る“クンタ・キンテ”に全世界が注目

  • 2016.4.6
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アレックス・ヘイリーが自らの家系について綴った自伝的長編小説の「Roots: The Saga of an American Family」(ピューリッツァー賞受賞)を1977年にドラマ化した米ABCの『ROOTS/ルーツ』。黒人奴隷として捕らわれたクンタ・キンテから始まる一族の物語は、放送当時日本でも大きな反響を呼び社会現象となった。その伝説のドラマを新たに甦らせた新『ROOTS/ルーツ』が、ヒストリーチャンネルにて今夏放送となることは先日のニュースでもお伝えした通りだが、本作のワールドプレミアが、現地時間4月4日に仏・カンヌにて開催中のMIP会場内で行われた。

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ワールドプレミアには、主要キャストのジョナサン・リス・マイヤーズ(トム・リー役)、アンナ・パキン(ナンシー・ホルト役)、アニカ・ノニ・ローズ(キジ―役)が登壇。また、かつて青少年時代のクンタ・キンテを演じ、今作では製作総指揮を務めるレヴァー・バートンと、同職のマーク・ウォルパーも参加し、本作品に込める思いを語った。

クンタ・キンテの一人娘・キジーを演じるアニカは、「これは奴隷制についてだけの話ではなく、アメリカ全体の話です。私たちはみな繋がっているということを忘れてはいけません。奴隷制というものについて、ただ思いを巡らすだけではなく、きちんと事実を把握することが重要だと思っています」とコメント。バートンは、「奴隷制の過ちを繰り返さないように、誰かが立ち上がって、これらの物語を伝えていかなければならないと思っています」と力強く語った。また、キジーの雇い主であり、残忍で利己主義な性格の白人トム・リーを演じるジョナサンは、「決して簡単な役ではなかったです。この役を演じていた撮影中はあまり眠れませんでした」とも話している。

なお、アンナが演じるナンシー・ホルトは、前作では出てこなかった、新『ROOTS/ルーツ』で新たに登場する白人女性のキャラクターとなっている。彼女が物語の中でどんな役割を果たしていくかにも注目したい。

最後にウォルパーは、「父が残した『ROOTS/ルーツ』という草分け的な作品を再びやることが怖かったです。だけど16歳の息子からの言葉で、現代の若い世代にも伝えていかなければならないと感じ、恐怖が消えました。新たな『ROOTS/ルーツ』の製作を決意したんです」と、自身の家族のことにも触れながら明かした。

そのほかのキャストには、フォレスト・ウィテカー(『ラストキング・オブ・スコットランド』)、ローレンス・フィッシュバーン(『マトリックス』)、マシュー・グード(『グッド・ワイフ』)、メキー・ファイファー(『ER 緊急救命室』)、ジェームズ・ピュアフォイ(『ザ・フォロイング』)、チャド・コールマン(『ウォーキング・デッド』)ら、TV・映画にて名実ともに第一線で活躍中の豪華な顔ぶれが揃っており、本作の放送への期待はさらに高まる。

アメリカのTV界では、アフリカ系、アジア系、ヒスパニック系などの非白人が、番組のメインキャストとなることが新たな潮流となってはいるが、アメリカの国外での反応としては、肌の色はいまだに障壁になっていることが報じられている。そんな中、新『ROOTS/ルーツ』がどのような影響をTVドラマ界に与えていくのかが楽しみだ。

『ROOTS/ルーツ』は、全米では5月30日より4夜連続(1話120分:全4話)で放送されることが決定している。日本ではヒストリーチャンネルにて今夏放送予定。(海外ドラマNAVI)

Photo:アンナ・パキン、ジョナサン・リス・マイヤーズ、アニカ・ノニ・ローズ(『ROOTS/ルーツ』ワールドプレミアin MIP 2016)

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