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ラグは使い捨て!? 赤ちゃん家庭の「家具・インテリア」を選ぶポイント

  • 2016.4.5
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【ママからのご相談】

秋に出産予定のプレママで、出産直後に親子3人で住み替えをすることになりました。

インテリアにはこだわりのある私ですが、子どもが小さいうちは難しいことも多いのかなと感じています。

赤ちゃんがいる家のインテリアはどんな部分に注意するべきか、 経験者のアドバイスを伺いたいです。

●A. それぞれの家具に合わせてコツがあります。

こんにちは。ライターのNANARUKAです。

赤ちゃんとの新生活、楽しみですね。慣れない育児もお気に入りの空間の中でなら、より一層楽しめるでしょう。

一方で、ご相談者様もお考えのとおり、子どもとの生活の中では思うようにいかないことも出てくるかもしれません。

実現できそうなこと、そうでないことは実際に生活してみなければ分からないことかもしれませんが、そんなボーダーラインを先輩ママたちが直面した事例 を元にご紹介します。

●大物家具代表のソファは意見もそれぞれ。重視するポイントを見極めましょう

『新婚当初、憧れのオールレザーソファを一生ものだと思って購入しましたが、子どもが2歳になったころ、油性マジックで豪快に落書きされました。子どもが大きくなるまで、あと数年待ってからでも遅くはなかった と後悔の日々です』(35歳/3歳のママ)

『どうせ子どもに汚されるからと安価なソファを買いましたが、思った以上にチープな印象で部屋全体のバランスが悪くなってしまいガッカリ。汚れの目立たない色や素材を選ぶなどして、もう少し質の高いものを買えばよかったです』(39歳/0歳のママ)

『そこにソファがあれば、子どもならどうしたって飛んだり跳ねたりします。高くても安くても、とにかく頑丈なものを選ぶべき です。わが家の華奢なソファは男兄弟に簡単にへし折られてしまいました』(33歳/4歳・6歳のママ)

●ラグはインテリアの重要なポイント。けれど、まずはリーズナブルなもので様子を見ましょう

『よく胃腸炎にかかっていた長男の嘔吐により、ラグを2年連続で廃棄した経験があります。下の子が生まれてさらに汚されることが多くなり、最近では2,000〜3,000円の薄手のものを1〜2シーズンで買い換えています。衛生面から見ても、子どもが小さいうちはその方がよいと思います』(37歳/1歳・4歳・8歳のママ)

『当たり前かもしれませんが、子どもってとにかくよくこぼします。お友だちが遊びに来たときにも必ずといっていいほど飲み物をこぼされるので、洗濯機で洗えてすぐ乾く素材 であることは必須です。その方が自分も気楽だし、子どもを叱らずに済みます』(35歳/2歳・5歳のママ)

『冬に毛足の長いフワフワのカーペットを買いましたが、気持ちが良かったのは最初のうちだけ。気付けば砂や髪の毛、お菓子の食べこぼしから鉛筆の削りカスまであらゆるゴミを絡め取ってしまい 、どんなに掃除機で吸っても取り除けなくなってしまいました。

天日干しをしようにも重くて簡単に運ぶこともできず、不潔さに耐えられなくなり2シーズンで粗大ゴミ行きとなりました』(40歳/5歳・8歳のママ)

●そのほか参考にしたい、子どもとのインテリアの家具や内装あれこれ

『内装を選べるのであれば、フローリングはなるべく硬い材質のもの をおすすめします。わが家では、ダイニングテーブル下の床はスプーンやフォークを落としてできた無数の傷、子ども部屋の床にはおもちゃを落とした際のへこみ、玄関は荷物を下ろしたり遊具をぶつけたりしてできた傷が多く、子どもが大きくなった今では当時からマットを敷くなどしてもう少しカバーしておけば良かったかなと思っています。傷も味だと思えられれば問題ないのですが……』(42歳/8歳・11歳のママ)

『壁紙はたいてい白っぽい色だと思いますが、子どもがよく触る場所の壁はやはり汚れが目立つので、その面だけ色柄物のアクセントウォールにしました。傷や汚れを自然にごまかせる し、部屋も洗練された印象になるのでおすすめです』(40歳/9歳・10歳のママ)

『テーブルや椅子は、塗装物よりも天然素材のものがベター。うちのテーブルは子どもが赤ちゃんのころにスプーンとフォークでさんざん傷付けられ、さらに食器を叩きつけられて塗装が剥がれました。

先日遊びに行ったお友だちが一枚板のテーブルを使っていたのですが、傷もへこみも見事に“味”になっていて良い感じでした。少しの傷は削ってワックスがけすれば元どおりになると言っていたし、そうやって家具を育てていくのもいいなぁ と感じました』(37歳/1歳・3歳・5歳のママ)

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兄弟が増えて気付いたこと、長く住んでみて気付いたことなど、先輩ママさんたちの経験談は参考になりましたか?

マイナス面もポジティブに捉えるインテリア好きとしての努力が垣間見られたインタビューは、子ども優先になりがちの暮らしも、少しの工夫やアイデア次第でいくらでも充実させることができそうな可能性を大いに感じられるものでした。

新しい住まいを作り上げる予定がある方は、ここでの意見やアイデアをぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

●ライター/NANARUKA(フリーライター)

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