1. トップ
  2. 映画「キリエのうた」再編集版ドラマ「路上のルカ」アンコール放送 アイナ・ジ・エンド&岩井俊二監督登壇の舞台挨拶も

映画「キリエのうた」再編集版ドラマ「路上のルカ」アンコール放送 アイナ・ジ・エンド&岩井俊二監督登壇の舞台挨拶も

  • 2024.12.13
「路上のルカ」ワールドプレミア上映の舞台挨拶に登壇したアイナ・ジ・エンドと岩井俊二監督 ※提供写真
「路上のルカ」ワールドプレミア上映の舞台挨拶に登壇したアイナ・ジ・エンドと岩井俊二監督 ※提供写真

【写真】哀愁漂う背中がかっこいい夏彦(松村北斗)

映画「キリエのうた」を岩井俊二監督自身が新たな視点、時系列で描いた全10話約5時間半にわたるドラマ版「路上のルカ」。日本映画専門チャンネルにて2024年7月に独占TV初放送された本作が反響を呼び、12月23日(月)~25日(水)連日22:30より、アンコール放送が実施されることが決定した。あわせて、7月に開催された「路上のルカ」ワールドプレミア上映舞台挨拶の模様も届けられる。

映画「キリエのうた」を監督自ら再編集したドラマ版「路上のルカ」

アイナ・ジ・エンド×岩井俊二監督がタッグを組んだ映画「キリエのうた」の日本公開版は2時間59分の総尺だったが、編集当初は6時間近くあり、タイトルも異なっていた。撮影に使用された脚本は時系列で描かれており、「キリエのうた」の原型ともいえるこの脚本と初期編集版を基に、岩井監督自ら再編集を実施。撮影現場でも使用されていたオリジナルタイトルを復活させ、全10話約5時間半越えのドラマ版が完成した。

大阪で放浪生活を送っていた少女・ルカは小学校教師のフミ(黒木華)に保護される。姉の恋人だった夏彦(松村北斗)と北海道帯広で過ごし、女子高生マオリ(広瀬すず)との友情を育むが、彼女を待ち受ける運命は常に過酷であった。東京に辿り着いたルカ(アイナ・ジ・エンド)はミュージシャンとなり、キリエとして路上で歌い始める。そこで再会したマオリはイッコと名乗り、変幻自在なコスプレと男性関係で東京を生き抜いていた。石巻、大阪、帯広、東京…運命に翻弄されながらも懸命に生きるルカによって紡がれる壮大な歌の抒情詩を描く。

アイナ・ジ・エンド&岩井俊二監督登壇の舞台挨拶の模様も!

即興を好む岩井監督と俳優たちの自由な表現、テンポを丁寧に掬い上げ、アイナ・ジ・エンドが演じる主人公・ルカ(キリエ)による楽曲「幻影」の歌唱や、SixTONES・松村北斗が演じる夏彦の逡巡など、映画未公開のシーンも追加されている。何回も劇場へ足を運ぶ熱狂的なファンを生み、2023年度日本アカデミー賞・話題賞を受賞した岩井俊二監督の音楽映画「キリエのうた」。SNSでは、「もっと歌を聴きたい」「ずっと4人の生き様を見ていたい」などの声が寄せられていた。

そんなファンからの熱烈な要望に応えるべく、岩井俊二が贈るアンコール作品がこの「路上のルカ」。さらに今回の放送では、7月に開催したアイナ・ジ・エンド&岩井俊二監督登壇のワールドプレミア上映舞台挨拶の模様もあわせて放送される。

元記事で読む
の記事をもっとみる