バスタオル必須、全人類がきっと涙する…最愛の人達の死に青年たちが漢泣きした『戦国妖狐』第2部 第19話

戦うことしか頭になかった生意気な少年が、大人になってから誰かを想って号泣するなんて……。戦国バトルファンタジーアニメ『戦国妖狐』第2部第19話では、生意気な青年・ムド（CV：松岡禎丞）の号泣に加え、彼のライバルである主人公・千夜（CV：七海ひろき）の無言の涙も描かれ、もらい泣きせずにいられない回となった。

【動画】「映画1本見たくらいの満足感」「最終回かと思った」の声が。号泣シーンに加え、特殊演出がより涙腺を刺激する第2部第19話

アニメ『戦国妖狐』（ABCテレビ）は、漫画家・水上悟志の人気コミックが原作。2024年1月期に第1部「世直し姉弟編」が放送され、7月17日深夜から第2部「千魔混沌編」の放送が始まった。第2部は、「闇（かたわら）」と呼ばれる魑魅魍魎を千体も身に宿す青年・千夜（CV：七海ひろき）と、女剣士・月湖（CV：内田真礼）が主人公だ。

千夜のライバルであるムド（CV：松岡禎丞）は、闇の頂点に立つ黒龍の青年。態度が横暴で気性が荒く、とにかく強い者との戦いを好み、幼い頃は何度も一方的に千夜へ勝負を挑んだ。千夜に敗れた後は、闇と人間が融合した霊力強化改造人間・道錬（CV：稲田徹）の「武の道」に惚れ込んで弟子入り。他者を敬うことを覚え、肉体的だけでなく精神的にも成長していった。

そんなムドは、熾烈な戦いの末に、雲の闇・万象王をついに倒した。その後彼は、勝利の報告をするために師匠・道錬のもとへ。実はこのとき、道錬は千夜の父親・神雲（CV：乃村健次）とともにすでに力尽きていた。道錬と神雲は、自分たちの命と引き換えに強大な力を千夜に託していたのだ。

安らかな表情で眠る道錬にムドは、「師匠！ 万象王に『参った』って言わせてやったぜ！ どうだい！」と、いつもの明るい調子で得意気に語った。やがてムドは、「でも、俺だけの力じゃ到底敵わなかった……」「み、未熟者でした……未熟でした……精進します……ありがとうございました……！」と声を震わせ、人目を気にせず声を上げて大粒の涙を流した。ムドが誰かを想って号泣したのは、おそらくこれが初めてだったのかもしれない。

師匠を想って漢泣きしたムドに加えて、父親の亡骸を前に無言で号泣した千夜にももらい泣きした視聴者は多い。X上には、「クソガキ黒龍だったムドが人間の師匠を持つことで成長したな……」「ムド、素敵な師匠に出会えて良かった！ 素直で純粋な涙が美しかったです」「ムドの師匠に対する恩が流した涙からわかる、出会った頃からすごく成長したね」「ムドと千夜の対照的な泣き方が印象的でした」「ムド…千夜…どちらの涙も、尊い」といった声が寄せられた。

なお、アニメ『戦国妖狐』第2部は、毎週水曜深夜2時44分より放送中だ。