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宮沢りえを反面教師に失敗しない結婚を! 調停離婚の難しさとは?

  • 2016.4.2
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旦那様と4年ほど別居を続けたのち、女優の宮沢りえさんは離婚されました。「離婚したいけれどできない」という苦しい状態を何年も続けるというのは、精神的にかなりストレスを覚えると思います。

また、私事で恐縮ですが……筆者もつい先日、離婚いたしました。「離婚するべきか、否か?」と悩むようになってからは心身共に疲弊してしまい、離婚届を提出した日はむしろ、胸が軽く晴れやかになったものです。

離婚するならスパッとお別れしたいですし、そもそも離婚なんてしたくありませんよね。現時点でまだ独身の女性は、長引く離婚の実態を知って、ぜひ反面教師にしていただきたいと思います。

離婚の3つのスタイル

離婚には3種類あり、「協議離婚」「調停離婚」「裁判離婚」があります。協議は夫婦が話し合いで離婚を決めて届を提出するというもので、協議離婚が成立しない場合は家庭裁判所へ離婚の調停を申し立てます。そして、調停でも決着がつかなければ、離婚の訴えを起こして裁判離婚となります。

宮沢りえさんは、娘さんの親権を争って調停を行っていたといいますが、裁判まではしていなかったようです。また、裁判までしなくても、5年ほど別居状態が継続すると離婚が成立する、などという話もあります。

(ただし、「別居状態が5年続くと自動的に離婚できる」という法律はありません。そもそも明らかに非がある側は離婚が請求できないのですが、長年別居によって婚姻関係が破たんしている場合、最近では非がある側からの離婚請求も認められるようになったそうです。また、そうした婚姻関係の破たん状態は、少なくとも5年は必要だといわれています)

たとえば、自分が不倫して浮気相手と結婚したいから離婚して、と言うことはできないけれど、別居状態が5年続いていたら、不倫した側から離婚してほしいと申し出ることができるんですね。

あるいは、結婚したら愛が冷めた、期待外れのダンナだった……と失望して、奥さんが勝手に家を飛び出しちゃった場合も、妻が家庭生活を破たんさせたことになるので離婚請求はできませんが、別居生活が5年以上続いていれば「離婚したい」と言えるということです。

 

調停離婚が長引く理由

宮沢りえさんのケースでは、両親が共に娘の親権を求めて譲らなかったため、離婚が成立するまで何年もかかったようです。夫婦の話し合いで協議離婚が成立しなければ、家庭裁判所での調停になりますが、宮沢さんのように親権や養育費で争うケースと財産分与で泥沼化するケースがほとんどではないでしょうか。特に、お金でもめる夫婦は多いと思います。

『金の切れ目が縁の切れ目』なんていいますけど、その通り。

離婚するほど嫌い合う男女は、最後の最後に「相手からどれだけぶん取るか?」で大喧嘩をするのです。

また、お金で調停離婚が長引く理由は、どの財産が誰のものかがハッキリしない点にあります。「独身時代に貯めたお金だから私のもの!」と主張しても、それは婚姻前の旧姓名義の通帳がないと証明できないんだとか。

そして、家のローンや借金など、負の財産がある場合は、「名義は夫になってるけど、返済の義務は妻にもあるはずだ」なんて言われるかもしれません。さらには、家の価値は購入時より落ちてしまうので、いったんは円満に財産分与できても、マイホームを売却しようとしたら予想より安く買い叩かれて「こんなんじゃ不公平だ!」と大モメ……というケースもあるでしょう。

 

「まさか、自分が離婚?」

筆者だって、結婚した時点で自分が離婚するなんて考えもしませんでした。離婚を経験したすべての人が、そう思っていたはずです。

これから結婚しようと考えている女性の皆さんに、水を差すようで申し訳ないのですが……それでも、「もし、万が一」を頭の片隅に残しておいてほしいと思います。特に、独身時代に貯めたお金や自分で買った車、高価なジュエリーなどは、旧姓の通帳や購入履歴がわかる明細書を捨てずに取っておくと良いでしょう。

もちろん、旦那さんと共に年を取って、最期まで一緒にいられれば、そうしたものは必要ありません。命尽きるまで添い遂げられるのが、最高だと思います。離婚なんて、経験しなくても良いものですから。

 

今どきは、結婚する3人に1人が離婚するんだそうです。また、世の中も離婚者に対してだいぶ優しくなり、シングルマザーにもありがたい制度がたくさんありますし、ひとり親の子どもが周囲から白い目で見られることもありません。

でも、やっぱり、たくさんの人に祝ってもらうなら、結婚生活は一生続けたいですよね。だからこそ、相手選びから失敗しない選択をしてもらいたいと思います。焦らず、慎重に吟味することが大事でしょう。

【Photo】hannahruby91

(岡崎咲/ライター)

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