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浅川梨奈が朝ドラ「おむすび」のギャル役の役作りを告白 「私の中の存在しない私を引っ張り出してくる」

  • 2024.12.9
イベントを開催した浅川梨奈 撮影:原田健
イベントを開催した浅川梨奈 撮影:原田健

【写真】黒リボンを頭につけてにこやかに微笑む浅川梨奈

浅川梨奈が、12月9日に都内で「浅川梨奈 2025 CALENDAR」の発売記念イベントを開催。同カレンダーは、浅川にとって4作目となるカレンダーで、自身の希望で自然や花をテーマにオール外ロケを行い、メイクや衣装もカラフルに仕上がっている一冊となっている。

テーマは「不思議の国のアリス」のアリス

イベント前の囲み取材に登場した浅川は、カレンダーについて「打ち合わせの段階で『不思議の国のアリス』のアリスになりたいって思ったんです。でも、伝わりづらいかなと思って、アリスといえばバラ、じゃあバラってことは、今まで全部外ロケっていうのはやったことがないから、アリスっぽい衣装を入れながらもいろんな表情で、今までのカレンダーよりも全体的にカジュアルな感じで作れないかと思ってお願いしました」とテーマを明かし、「絶対に全部自然光で撮りたいとお願いしてやらせてもらったので、お花、緑、自然光というのはリクエストしました」とこだわりを告白。

また、撮影について「びっくりするくらい声が出なくて、声がカッスカスの状態で撮影していたんですけど、そんな中でも見知ったスタッフさんたちとゲラゲラ笑いながら全体的に雰囲気よく撮影できました」と振り返った。

さらに、お気に入りとして水色のワンピースに麦わら帽子を被った5月のカットを挙げ、「『不思議の国のアリス』のアリスっぽく、でもコスプレにはならない“普通にいそうなアリス”という感じで、黒リボンとかもあえて付けずに、麦わら帽子をかぶることによってコスプレに成り過ぎないっていう絶妙なラインで用意していただいたんですけど、たまたまウサギの置き物があって、この子があることによって『不思議の国のアリス』に出てくる白ウサギっぽいなと思って、私の中のイメージしていた『アリスだけどアリスに成り過ぎない』が詰まっている1枚なので、すごくお気に入りです」とにっこり。

2024年はとても濃厚な1年でした

そんな中、報道陣から2024年について聞かれると、「ドロドロした作品やディープな作品をやらせていただくことが多くて、スタッフの皆さんやキャストの皆さんとすごく濃厚な時間を過ごせる現場にたくさん携わらせていただけたので、とても濃厚な1年でした」と述懐。

ほか、吉谷彩子とW主演を務めたドラマ「どうか私より不幸でいて下さい」(日本テレビ系)での悪女っぷりが話題になったことについて聞かれると、「周りの友達に『役作りいらないね』って言われて(笑)」とジョークを飛ばしつつ、「現代の社会問題に切り込むような作品で、個人的にも挑戦したいと思っていたジャンルだったので、すごく楽しんでやらせていただきました。でも、2025年は『実際はこんな(悪女な)感じじゃないよ』というのをアピールしていかないといけないなと思っております」とおどけて笑いを誘った。

さらに、現在放送中の連続テレビ小説「おむすび」(毎週月~金曜朝8:00-8:15、NHK総合ほか)でのギャル役について聞かれると、「ギャルとは程遠い人生を歩んできてまして、割と陰キャではっちゃけられるのは仲間内だけなので、ギャルのマインドみたいなものは一切ないんです」と打ち明け、役作りについて「私の中の存在しない私を引っ張り出してくる」と語った。

◆取材・文=原田健

浅川梨奈 撮影:原田健
浅川梨奈 撮影:原田健
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