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今スグできる!プロ直伝「ほうれい線がどんどん薄くなる」マッサージ

  • 2016.4.1
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老け顔の代名詞といっても過言ではない“ほうれい線”。どうにか、薄くしたいものです。

しかし、顔のトレーニングやマッサージ、化粧品を替えたりなど試してみても効果が期待できなかったという方も少なくないはず。それ、もしかしたらケアの方法が間違っているのかもしれません。

そこで今回は、エステティシャンの筆者が、ほうれい線を薄くする最新のケア情報をお教えします。

 

■ほうれい線ができる原因

今まで、ほうれい線ができる原因は、年齢とともに重力に負け筋肉が緩んでしまうことといわれていました。その緩みを改善するために、顔の筋肉のトレーニングや強めの圧をかけた顔のマッサージをしてきた方も多いかもしれません。しかし、実はほうれい線は“筋肉を緩めること”で引き上がることをご存知ですか?

ほうれい線は、年齢とともに弾力がなくなりさがってきた頬の表情筋が収縮することでできるのです。シワやたるみのケアに使われるボトックス注射が、筋肉を弛緩させるものであることからも“筋肉を緩めること”がほうれい線を作らないためには重要だということがわかります。

また、顔の過度なマッサージは“皮膚”をたるませほうれい線をつくる原因となってしまうのです。

 

■今スグ改善!ほうれい線をつくるNG習慣3つ

(1)一部分のトレーニング

トレーニングで全体の筋肉を動かすことは、筋肉の弛緩・収縮を行うことができリラックス効果があります。しかし、癖で一部分の筋肉しか動かすことができていないと、ほうれい線をつくる原因となってしまいます。

(2)皮膚を伸ばすマッサージ

滑らない手でのマッサージは、筋肉をマッサージしているつもりでも皮膚を伸ばしてしまっているので皮膚がたるみ弾力がなくなります。

また、あごからフェイスラインを通りこめかみまで持ってくるマッサージは、皮膚が上に上がるので一見よいものに見えますが、皮膚を伸ばしているだけなのでNGです。

(3)痩せる太るの繰り返し

痩せて太ってを繰り返すと皮膚が伸び縮みします。そのため、皮膚のたるみが起きやすくなってしまいます。できるだけ、一定の体型を維持しましょう。

 

■ほうれい線を薄くするマッサージ

適切なマッサージを行わないと、余計にほうれい線のたるみやシワができてしまいます。オイルやクリームをタップリ使って、リンパの流れを促進し、顔の筋肉を緩めるマッサージを行いましょう。“さするようにマッサージする”、“皮膚を引っ張らない”、この2つがポイントです。

(1)首のマッサージ

写真のようにクルクルとマッサージしましょう。肩こりや首こりは、顔の血行を妨げています。肩を回したり首をストレッチしたりするなど、一緒に肩こり・首こりのケアも行うと効果的ですよ。

(2)鎖骨のマッサージ

リンパ液の流れをよくするために行います。リンパ液の流れは、右の顔は右のリンパ管に、左の顔は左のリンパ管にと左右異なっているのでバランスよく行いましょう。

(3)耳の前をくるくる

ほうれい線をつくっている筋肉、表情筋を緩めます。

顔は皮膚も筋肉も薄いため、思っている以上に優しく行っても効果は期待できます。

 

重力に逆らうことはとても大変なことですが、適切なケアを行うことで重力に負けない顔をつくることができます。また、コラーゲンやヒアルロン酸などは、年齢に比例して減少していきます。規則正しい生活を送ることでそれを緩やかにしていくこともポイントです。

【筆者略歴】

※ 山田みき ・・・ エステティシャン・美容師。自身のアトピー・アレルギーを機に美容を学ぶ。NHKにてエステ指導や雑誌掲載多数。エステ・ヘアメイク・着付け各種コンテスト優勝及び上位入賞の経験をもつ。

【画像】

※ Syda Productions / Shutterstock

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