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よく夜中に目が覚めてしまう「中途覚醒」、予防するには?薬剤師が解説

  • 2024.11.29

夜中に目が覚めて、眠れない「中途覚醒」。

夜中に目が覚めても、すぐにまた寝付けたり、生活に支障を生じたりしていなければあまり気にすることはありません。ホルモンバランスの影響や、季節の変わり目などで自律神経が乱れると、どうしても中途覚醒してしまうタイミングもあります。

しかし、夜中に何度も目が覚めて困っているなら、これからお伝えする対策を試してみるのもいいかもしれません。薬剤師・相田彩さんの目線から解説した以下記事より、一部抜粋してお届けします。

なぜ夜中に目が覚めてしまうのか?中途覚醒の原因と、放置のデメリット

起きたらすぐに2~3分、朝日を浴びる

朝は太陽の光を浴びることで交感神経が自然に活性化し、体内時計も整うため、1日のスタートをスムーズに切ることができます。

できれば朝起きてすぐ、2~3分ほど朝日を浴びるのが良いでしょう。体内リズムがリセットされます。

人間の体内リズムは25時間くらいのサイクルで回っています。1日は24時間なので、1時間ズレてしまう計算になりますが、そのズレをリセットすることができます。

体内時計とは?体内時計が狂う原因と、整える方法「カギは朝食にアリ!」

適度な運動をして体を疲れさせる

日中、体を動かして適度な疲労を感じることは、質の良い睡眠につながります。また、朝日を浴びて体内時計をリセットし、しっかり目覚めることも大切です。

昼間忙しくて運動できない人は、朝日を浴びながら少し歩くなど、夜にしっかり眠くなるようにからだのリズムを整えましょう。

昼以降のカフェインを控える

もしカフェインを昼以降に摂っているなら、午前までにしてみると中途覚醒が減るかもしれません。

寝る前のアルコールを控える

アルコールを飲めばよく眠れると思っている人がいるかもしれません。確かに、アルコールを飲むと眠くなるため、寝付きはよくなるかもしれません。

しかし、夜中にアルコールが切れると離脱症状が起きたり、睡眠の質が下がるなど、かえって逆効果になるため危険です。

寝る前にスマホをいじらない

スマホやPCが発するブルーライトは、長時間見続けると脳が興奮してしまい、睡眠障害の原因となることがあります。

スマホなどの操作は、就寝する1時間より前に終わらせるのが理想です。

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寝室環境の見直しをする

寝室の湿度や温度が不快感をもたらすと、ぐっすり眠れなくなります。湿度は50%くらい、室温は、夏場は25℃前後、冬場は18℃前後に保つといいでしょう。

照明も明るすぎないように気をつけてください。

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<Edit:編集部>

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