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INIがファンコンツアー全公演を完走 地元・沖縄での最終公演に松田迅「特別な気持ちで幸せになりました」

  • 2024.11.23
INIが11月22日、「2024 INI FAN-CON TOUR [FLIP THE CIRCLE:After Party]」の最終公演を行った (C)LAPONE Entertainment
INIが11月22日、「2024 INI FAN-CON TOUR [FLIP THE CIRCLE:After Party]」の最終公演を行った (C)LAPONE Entertainment

【写真】急遽、ダブルアンコールも行ったメンバーが詰め掛けたファンと記念撮影

グローバルボーイズグループ・INIが11月22日、沖縄・ミュージックタウン音市場で「2024 INI FAN-CON TOUR [FLIP THE CIRCLE:After Party]」の最終公演を開催。ファンコンツアー全公演を完走した。

最新シングルでスタートから大歓声が巻き起こる

本公演は、9月にスタートした自身最多となる11都市を巡る「2024 INI FAN-CON TOUR [FLIP THE CIRCLE」の“After Party”。ツアー本編の20公演に加え、鹿児島と沖縄で全3公演を開催した。

大歓声の中、メンバーがステージに登場し、最新シングルのタイトル曲「WMDA(Where My Drums At)」でAfter Partyはスタート。田島将吾が「沖縄盛り上がっていこうぜ!」とあおり、「MORE」「LOUD」と激しいダンスナンバーで序盤から迫力あるパフォーマンスを見せ、MINI(ファンの呼称)も大きな掛け声で応えていく。

会場の熱気が高まる中、高塚大夢が「今日がラストですからね!思いっ切り声出す準備できてますか!」とさらに盛り上げ、ファンコンツアーの振り返りコーナーへ。メンバーもステージで一緒に本編のダイジェストムービーを見ながら「もう懐かしい!」と、楽しそうに思い出を語っていく。

INIがMINIへの思いを込めて歌い上げる

「Brighter(Orchestra Ver.)」では、INIがオーディションで選ばれた瞬間からこれまでの軌跡をなぞったアニメーションがスクリーンに映し出され、MINIへの思いを込めて歌い上げる。11人がINIとして歩み出し、さまざまな経験を重ねながら、初の単独ドームという夢の舞台に立った思い出深い大阪・京セラドーム公演や、初のミリオン達成など、大きな目標に向かってともに進んできたシーンがつづられていく。

その活躍のそばにはいつもMINIの存在があり、MINIの声に励まされ、支えられているINIの姿も描かれており、INIにとってMINIがかけがえのない存在であるということが伝わってくる映像に。

続いて、最新シングル収録曲「ONE NIGHT」では肩をしなやかに回す振り付けや床を使った色気のあるダンスを見せ、サビの部分では至る所から歓声が上がる。

松田迅が「ニューシングル『THE VIEW』から、今回のAfter Partyのためにこの曲を用意しました!たくさん7thシングルも盛り上げてくださってありがとうございました!」と前作に続き、好調の出荷枚数を記録している7thシングル活動への感謝の気持ちを述べる。

ラストは激しいダンスにラップ、力強い低音パート、伸びやかなボーカルとINIらしさが詰まった「BOMBARDA」でステージを締めくくった。

沖縄らしいコールが響き渡り、再び登場したINI

ライブ本編終了後、熱気に包まれた会場は興奮冷めやらぬ様子で、「INI!ハーイヤー!」「INI!イーヤーサーサー!」と沖縄らしいコールが響き渡り、メンバーは再び登場。

「Yummy!!」「T-Shirt」を歌い、最後のあいさつでは佐野雄大が「今日でツアーが終わってしまうんですけど、今回のツアーはいろんな場所に行って、いろんなライブの形があって本当に色とりどりのライブができたのではないかなと感じています。地方のたくさんのMINIに会えたことが、僕にとって今回の1番の宝物になったと思っています!」と振り返る。

木村柾哉は「皆さんのおかげで、無事にAfter Partyまで走り抜けることができたよ、ありがとう! 今回ツアーを回りながら、MINIに会えることってこんなに幸せなんだとあらためて感じて、いろいろと考えさせられる公演だったなと思っています」としみじみ。

続けて、木村は「今回は(西)洸人とか(松田)迅も地元に帰ってこられたんですが、次は(許豊凡の出身地である)中国も行きたいです!この[FLIP THE CIRCLE]という公演の名にふさわしいライブができた気がしていて、皆さんの愛もたくさん感じたし、僕も愛を届けたので今後もついて来てください!」と話した。

そして、沖縄出身の松田は「ただいま!(MINIからおかえりという声を聞いて)温かいね~。最終日が終えられて感謝です。なかなか『ただいま』って言える機会がなかったので、特別な気持ちで幸せになりました」と、感極まって言葉を詰まらせながらも感謝の気持ちを精いっぱいに伝える。

その後も会場からアンコールの声が鳴り止まず、急遽ダブルアンコールへ。木村初主演映画の主題歌「Break of Dawn」を歌い上げ、メンバーは名残惜しそうに手を振りながらステージを後にした。

11人のさらなる飛躍を期待させるツアー

2024年6月にリリースした6thシングル「THE FRAME」が自身初のミリオンシングルに認定され、10月30日にリリースした7thシングル「THE VIEW」も売上70万枚を突破し、各種音楽チャートを席巻。個人としてもドラマや映画出演の他、それぞれが活動の幅を広げているINI。

今回のツアーは、メンバーの出身地や初めて訪れる都市も多く、ファンコンならではの演出もたくさん盛り込み、MINIとの絆を強固なものとした。

INIからMINI、MINIからINIという思いが1つの輪になっており、その例年のコンサートでできた輪を“めくる、ひっくり返す”ことで、いつものコンサートとはまた違った一面を届けるというテーマの元、13都市23公演(After Partyを含む)を誰一人欠けることなく完走。ツアー期間の11月3日にはデビュー3周年を迎え、4年目に突入した11人のさらなる飛躍を期待させるツアーとなった。

ファンコンツアー全公演を完走したINI (C)LAPONE Entertainment
ファンコンツアー全公演を完走したINI (C)LAPONE Entertainment

※高塚大夢の高は正しくは「はしご高」

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