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30歳で突然死…妻が悲痛の中で思う、最愛の夫が「遺してくれたもの」

  • 2024.11.24

人の一生とは儚くもろいものです。無限に続く毎日のように感じますが、実はとても短くそして、奇跡に満ちているのです。普段精一杯生きていると、そういったことをつい忘れてしまいますよね。親に愛情たっぷり注がれて育った幼少期。大人になって家族を持つと、今度はその愛情を注ぐ側になります。愛情と命の連鎖を切なく教えてくれるリコロコ(@ricoroco.2019)さんの作品をご紹介します。『「当たり前」を失った朝』です。どうぞごらんください。

©ricoroco.2019

「おはよう」の声をいつものように聞くはずだった朝

このお話はリコロコさんのフォロワーさんの経験談を基に描いた作品です。大好きな夫と結婚をした主人公。大切なわが子も授かり、大変なこともありますが毎日が幸せに満ちていました。

この日もいつも通りの一日になる予定でした。朝起きてわが子のお世話の合間に家事をします。そして、時間になると夫を起しにいく。それが、主人公にとって当たり前だったのですが…?

突然すぎる、最愛の人との別れ

©ricoroco.2019
©ricoroco.2019
©ricoroco.2019

ある朝、いつものように夫を起しに行った主人公。しかし、何度声をかけても、夫が目を覚ますことはありませんでした。早すぎる、そして突然すぎる夫の死。主人公は現実を受け入れられないまま、葬儀を終えます。

朝、なかなか起きない夫やわが子にイライラすることは誰にでもありますよね。だけどそれは、起きてこないという当たり前の朝をよく知っているからです。もしも二度と会えない人となってしまったら、そんな朝すら迎えることはできません。

わが子を授かってよく分かる親の気持ち。もし、子どもに先立たれたら、どう思いますか?主人公や、義両親の悲しみは簡単に癒えるものではありません。主人公のつらい気持ちに、胸が締め付けられますね。

愛情の連鎖を感じ、今を生きていこう

©ricoroco.2019
©ricoroco.2019

主人公の夫はまだ生まれてまもないわが子を残し、旅立ってしまいました。残された主人公も悲しみと不安を抱えて生きていくことになります。それでも、主人公は前を向いて生きていていかないといけません。

亡くなった夫は、両親からたっぷりの愛情を注いでもらいました。そして大人になりその愛情を主人公とわが子に惜しみなく与えてきた素晴らしい人。悲しい現実はありますが、幸せだった時間はきっと主人公たちの心の支えになります。

生きることは、出会いと別れの繰り返し。たくさんの悲しみや試練もあります。だけど、そんなときは与えられた愛情を、幸せを感じた瞬間を思い出してください。蓄積された愛情は、必ず皆さんを守ってくれます。愛情の連鎖を大切に、生きている今を大切にしたいものですね、

著者:ゆずプー

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