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お取り寄せもできる。週に2日だけオープンする、仙台の小さなパン&焼き菓子店「Comado」

  • 2016.3.29
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仙台の小さなベーカリー「Comado(コマド)」は、乳製品不使用のパンや焼き菓子、具材たっぷりのサンドイッチが人気のお店。パンをテイクアウトしたあとは、春の陽気に誘われて、桜の美しい「榴岡公園(つつじがおかこうえん)」へお花見さんぽに出かけてみませんか。

日・月曜のみ営業する、パンと焼き菓子のお店

JR榴ヶ岡駅から徒歩約5分。宮城野通から1本路地へ入った住宅街の中に「Comado」があります。ネイビーブルーの店構えと、植物や花をあしらったアーチが目印です。

水色の一軒家の一角、外からカウンター越しに商品を購入する、キオスク型の小さなお店。毎週日・月曜のみのオープンですが、営業日を待ち望んだお客が開店前から列をなすほど、地元で親しまれています。

入口のアーチをくぐると、ショーケースには10種類ほどのパンや焼き菓子がずらり。オーナーの岩井博美さん、お店を手伝うお母さまが笑顔で迎えてくれ、ほっと心が和みます。

岩井さんは、かつて東京のレストランでパティシエとして働いていましたが、東北の食材の魅力に気付き、お母さまの出身地という縁のある仙台で自分のお店を開こうと決意。2011年12月にお店をオープンしました。

商品は地方発送も行っており、ホームページから気軽にメールで注文できます。

体にやさしい素材にこだわるパン作り

「Comado」の商品はすべて、牛乳、バターなどを使わない代わりに、豆乳や豆乳マーガリンを使用。健康志向のニーズにも応え、てんさい糖やアルミフリーのベーキングパウダーなど、体にやさしい素材を使ったパン作りに徹底しています。

甘いパンや焼き菓子は、乳製品はもちろん、卵も使っていないものがほとんど。生地や具にひと手間を加えることで、おいしさをプラスしています。

たとえば「バナナブレッド」(250円)は、キャラメリゼしたバナナを使うことで、しっとり食感とコクのある甘さに。豆腐を使用した「ガトーショコラ」(350円)は、しっとり濃厚な食感。練り込まれたラムレーズンがアクセントの、ほんのり大人の味わいです。

ひと工夫が光る惣菜パン

看板メニューのひとつが、地場産の野菜をふんだんに使ったサンドイッチやキッシュ。

この日のサンドイッチは「雑穀豆乳マヨネーズポテトサラダサンドウィッチ」(250円)。じゃがいものホクホク食感が残るポテトサラダを、皮まで柔らかなカンパーニュにたっぷりサンドし、ランチにぴったりの食べごたえです。

また、「青菜&押麦&ハムのキッシュ」(300円)には、旬の青菜と押麦がぎっしり。この日の青菜は春野菜・つぼみ菜で、押麦のプチプチとした食感を楽しみながら噛みしめると、つぼみ菜の春らしくほろ苦い風味が口の中にさわやかに広がります。

月曜日に訪れるなら、「ランチセット」もおすすめ。メインにサンドイッチかキッシュを選び、ほかにケークサレ、スコーンなど、プチサイズのパンが3つ。惣菜パンから甘いパンまで、いろいろな種類を少しずつ食べられる、わくわくが詰まったセットです。

紙のランチボックスに入っているので持ち運びしやすく、お散歩のおともにもぴったりですよ。

お花見スポット・榴岡公園がすぐそこに

お気に入りのパンをテイクアウトしたら、お店から徒歩5分ほどの場所にある「榴岡公園」へ。ソメイヨシノやシダレザクラなど約370本が咲き誇る、仙台の桜の名所です。

広場やベンチに座り、あれもこれもと買ったパンをみんなでシェアして、桜を愛でながらのランチタイム。春らしい心躍るひと時に、おしゃべりにもますます花が咲きそうです。

待ちに待った桜の季節までもうすぐ。暖かい日には、テイクアウトしたパンや焼き菓子を持って、お花見を楽しんでみませんか?

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