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内側から潤うお肌に!乾燥肌のために摂り入れたい漢方4つ

  • 2016.3.24
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肌の乾燥には化粧水でたっぷり保湿したり、高級クリームを塗ったりして対策をしている人も多いかと思いますが、なかなか乾燥がよくならないと感じている人も多いのではないでしょうか。

実は外側からのケアだけでは不十分なこともあります。外からのケアに加えて、漢方を飲んで身体の内側からも乾燥対策をすると、輝くような潤い美肌を手に入れることができますよ。

■なぜお肌は乾燥するの?漢方薬剤師の視点から見た原因

肌がパサつく、かさかさして痒い、唇が乾燥して皮が剥ける……女性にとって乾燥肌は切実な問題です。漢方の視点から見ると、お肌の乾燥は「血虚(けっきょ)」という体質によるものだと考えられます。

血虚とは、身体の中を巡る血液が不足していて、全身に栄養を行き渡らせることができない状態のことを指します。

血虚があると、肌の乾燥以外にも髪の毛が抜けやすい、爪が弱く割れやすい、生理量が少ない、めまいがする、体力がなく疲れやすいなどといった症状があります。こういった症状を防ぐには、「血(けつ)」を補ってあげることが大切です。

■肌の乾燥に効く代表的な漢方

・四物湯(しもつとう)

名前の通り、地黄(じおう)、芍薬(しゃくやく)、当帰(とうき)、川芎(せんきゅう)という4つの生薬から成り立っています。血虚を補い巡りも良くしてくれる漢方です。ただし、場合によっては胃もたれを起こすことがあり、胃腸が弱い人は避ける方が無難です。

・温清飲(うんせいいん)

四物湯を基に作られた、乾燥による肌荒れに効く漢方です。乾燥が強く、熱感があり、かゆみを伴うときはこちらの漢方を検討してもいいかもしれません。

・温経湯(うんけいとう)

乾燥肌の中でも、特に唇が乾燥する方に向いている漢方になります。手足がほてりやすく、下腹部に冷えがある方に適しています。ホルモンバランスを整える作用があり、不妊の第一選択薬としても使われています。

・芎帰膠艾湯(きゅうききょうがいとう)

こちらの漢方も四物湯をベースに、阿膠(あきょう)というコラーゲン成分の生薬を追加したものになります。保湿効果が高い漢方です。

■漢方を飲む意外にも、日常生活で出来る乾燥肌に効く「養生法」とは?

養生(ようじょう)とは、自らの身体に感心を向け、健康に気を配っていくことです。規則正しい健康的な生活習慣を送ることが一番のベースとなっています。

血虚における養生法としては、黒い食べ物が効果的と言われています。それらを積極的に摂取することで血を補うことができます。黒豆や棗、ひじき、黒ゴマ、クコの実、レバー、鶏肉、マグロやカツオなどが挙げられます。

また、上記の食べ物だけでなく、栄養バランスの摂れた食事や質の良い睡眠も血を作るのにとても大事です。日々の疲れやストレスをしっかりとケアし、内側から輝くような潤い美肌を手に入れましょう。

いかがでしたか? 漢方を上手に活用して、内側からケアをしてあげることで乾燥知らずなお肌になりましょうね。

(森田 博美)