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仕上がりが見違える!美容師が教える「コテの使い方」3ステップ

  • 2016.3.23
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朝がどんなにバタバタしていても、大人の女性はボサボサの髪で出かけるわけにはいきませんよね? そんな時間をかけず簡単にセットしたい時に、便利なのがコテです。

最近ではコテを利用している女性は増えているものの、しっかり扱えている人は多くありません……。美容師である筆者は、「コテは使ってるけど、このやり方であってるの?」、「そもそもどこからスタートすればいいの?」という声をよく耳にします。

そこで今回は、コレだけ押さえておけば間違いなしの“コテの基本の使い方”をお伝えします。

 

■基本の長さ

今回は、この長さです。あご近辺のボブから鎖骨下のミディアムまで使える基本ですので、ぜひ覚えて実践してみてください。手グシを入れながら乾かした状態です。

■ステップ1:ブロッキングしよう

頭を4等分するイメージで分けます。この時、耳後ろで分ける位置が前後で大体等しくなるようにしてください。(耳の位置は人それぞれ違うので、若干前後しても構いません)

さらにやりやすくするために、上下のブロッキングをします。

サイド、バックともに3~4つに分けていきましょう。これは巻きながらイメージをつけて分けても大丈夫です。

 

■スッテプ2:巻いてみよう

今回は32mmのコテで毛先から1.5回転ですべて巻いていきます。髪の毛の落ちる位置で巻く巻き方と、頭皮から90度まで髪の毛を持ち上げて巻く巻き方があります。

“頭皮から90度まで髪の毛を持ち上げて”巻くと、ふんわりさせることができるので、今回は頭皮から90度まで髪の毛を持ち上げて巻いていきます。持ち上げて巻いていくと、下の画像の通り空間が空くようにふんわりします。

トップの部分は、よりふんわりさせるために“さらに上に”上げて巻いていきましょう。

後ろも同様です。後頭部をふんわりさせると、頭の形がキレイに見えます。

 

■ステップ3:崩しましょう

巻き上がりをみると、空間が空いているのが分かりますね。ここまで巻いて、冷めているのを確認したら手グシで崩していきましょう。

ポイントは、髪が冷めていること。温めた髪の毛が冷める時に形が固定されるので、必ず“冷めてから”崩してください。

手グシを入れただけで、自然にふんわりしているのが分かりますね。

下の画像の、ふんわりしている方が90度まで持ち上げた方で、逆側が髪の毛の落ちた位置で巻いた方です。

どちらも良さはあるので、落ち着かせたいか動かしたりふんわりさせたりしたいかで使い分けてみるのも良いでしょう。

この後に整髪料などを付け、整えていけば完成!

 

いかがでしたか? 基本のポイントを抑えて巻くだけで、仕上がりが雲泥の差になること間違いなしです。とにかくやってみるのが大切ですので、ぜひトライしてみてくださいね。

【著者略歴】

※ 板橋充 ・・・ 美容師。CLASICOサロン代表兼ディレクター。講習活動やヘアメイクも数多く手掛け、各種媒体へのスタイル記載も多数。“5秒でするべき髪型がわかる”という独自のカット理論には定評があり支持されている。

【画像】

※ iconogenic / shutterstock

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