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もしかして“かくれ肥満”? かくれ肥満の人の「特徴」と脱却するために「実践したいこと」

  • 2024.9.29

体型や骨格的にあまり太って見えないから、どんなに食べても体重が変わらないからと言って安心していませんか? 実は、そういう人こそ“かくれ肥満”の可能性があるのです。そこで今回は、かくれ肥満の人の「特徴」と脱却するために「実践したいこと」を紹介します。

“かくれ肥満”の可能性が高い人の特徴とは

下記の項目に1つでも当てはまるなら、“かくれ肥満”の可能性があるので注意が必要です。

・一見痩せて見えるが、体脂肪率が高い

外見上は標準体型や痩せ型に見えても体脂肪率が基準値を超えているなら“かくれ肥満”の可能性アリです。目安となる体脂肪率は、女性なら30%以上、男性なら25%以上となります。

・内臓脂肪が多い

皮下脂肪は少ないものの、内臓の周りに脂肪が蓄積しているケースも。内臓脂肪は見た目では分かりにくいポイントで、健康上のリスクが高くなります。

・筋肉量が少ない

体重に占める筋肉の割合が低いと基礎代謝も低いということ。エネルギー消費が少なく、脂肪がつきやすい体質と言えます。

“かくれ肥満”から脱却するために「実践したいこと」

もし上述の“かくれ肥満”の可能性が高い人の特徴に1つでも当てはまるなら、下記のような取り組みをすることで“かくれ肥満”から脱却していきましょう。

・栄養バランスの良い食事を心がける

たんぱく質、炭水化物、脂質をバランス良く摂取し、ビタミンやミネラルも十分に取り入れて栄養バランスの良い食事を心がけましょう。特に、良質なたんぱく質の摂取は筋肉量の維持、増加に重要です。

・筋力トレを定期的に実践する

週に2〜3回を目安に全身の大きな筋肉(胸、背中、お腹、お尻、太もも)を使う運動(スクワット、腕立て伏せ、背筋など)を行い、筋肉量の維持・増加を狙います。

・体組成を小まめに測定し、体脂肪率の推移をチェックする

体重だけでなく、体脂肪率や筋肉量も小まめに測定するようにしましょう。体組成計を利用したり、医療機関での精密な測定を受けたりすることで、より正確な体の状態を把握できます。

“かくれ肥満”はなかなか自分では気づきにくいので厄介です。でも、今回紹介した脱却するための取り組みを長期的な視点で習慣づけることで、“かくれ肥満”からの脱却と健康的な身体を手に入れていきましょうね。
<監修:かめやまあけみ(食生活アドバイザー)>

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