1. トップ
  2. ヘア
  3. やめたら髪のツヤが戻ってきます! 美容師が教える「NGブラッシング」

やめたら髪のツヤが戻ってきます! 美容師が教える「NGブラッシング」

  • 2024.9.27

毎日のヘアケアに欠かせないブラッシングですが、実は多くの人が間違った方法で行っており、かえって髪を傷めている場合があります。誤ったブラッシングを続けると髪のツヤが失われ、枝毛や切れ毛の原因になることも。今回は美容師が教えるNGブラッシングの具体例と、ツヤ髪を手に入れるための正しい梳かし方を解説していきます!

髪を傷める誤ったNGブラッシング

NG1.硬すぎるブラシを使う

硬いブラシやプラスチック製の櫛を使うと、髪と頭皮に強い摩擦が生じ髪が傷みやすくなります。特に髪が細い人や、ダメージが進んでいる髪には適切なブラシを選ぶことが重要です。

NG2.根元から無理に梳かす

髪が絡まっている状態で根元からブラッシングを始めると、絡まりが余計に悪化し、髪が引っ張られてダメージを受けます。これを繰り返すと、髪が切れやすくなるだけでなく頭皮にもストレスがかかり、脱毛の原因にもなりかねません。

NG3.濡れた状態で強くブラッシングする

髪が濡れているとキューティクルが開いた状態になり非常にデリケートです。このときに力を入れてブラッシングすると、髪が引っ張られて切れ毛や枝毛が発生しやすくなります。特にシャワー後やお風呂上がりは要注意です。

ツヤ髪になる正しいブラッシング方法

1.適切なブラシを選ぶ

ツヤ髪を育てるためにはブラシ選びが重要です。特にナイロンと猪毛が混ざったブラシや、クッション性のあるブラシは、髪に優しくキューティクルを整えてくれることも期待できます。また静電気防止効果のあるブラシもおすすめです。

2.毛先から少しずつブラッシングする

絡まりを防ぐためには必ず毛先からブラッシングを始めることが大切です。毛先の絡まりをゆっくり解きながら、少しずつ根元に向かって進めます。そうすると髪に負担をかけずにスムーズに梳かすことができますよ。

3.乾いた状態でブラッシングする

髪が乾いた状態でブラッシングを行うのが基本です。濡れた髪を梳かす場合は目の粗いコームを使い、無理に引っ張らないように優しく梳かしましょう。またタオルドライ後にブラッシングをする際は、まず髪の水分をしっかりと吸収させてから行うのがポイントです。

4.頭皮を優しくマッサージする

ブラッシングは髪だけでなく、頭皮の血行を促進する効果もあります。髪を梳かす際に頭皮を軽くマッサージするようにブラシを動かすことで、毛根への栄養供給が良くなり、健康的な髪が育ちやすくなります。

正しいブラッシングのメリット

正しいブラッシングを続けることで、キューティクルが整い、ツヤが増します。また、ブラッシングにより髪が光を反射してツヤが生まれるのもポイント。毎日丁寧にブラッシングすることで、自然な光沢のある髪を手に入れることができるでしょう。

また髪の絡まりや切れ毛の予防効果も期待できます。特に毛先が絡まりやすい方は、ブラッシングの仕方を変えてみてください。さらに頭皮の血行促進と健康な髪の育成も促してくれます。

毎日のブラッシングは、ただ髪を整えるだけでなく、髪の健康と美しさを保つ重要なステップです。誤ったブラッシングを続けていると、髪にダメージを与え、ツヤを失ってしまいますが、正しい方法を取り入れることで、髪は自然と輝きを取り戻します。今日から自分に合ったブラッシング方法を見直し、美しいツヤ髪を目指してみましょう。
©west_photo/Adobe Stock ©maru54/Adobe Stock ©japolia/Adobe Stock

筆者情報

永嶋 えみこ(Instagram@nagashiii_arrange)
Droog 美容師。サロンワークからヘアメイク・ファッションに興味がありご自身でも簡単に出来るスタイリング・ヘアアレンジを提案していきます。

文/永嶋恵美子

元記事で読む
の記事をもっとみる