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ピーマンの種は捨てないで! 全農の発想に「奇跡的」「子供たちが奪い合い」

  • 2024.9.27

ピーマンを調理する時は、必ず種を取るものと思い込んでいませんか。

ヘタを切って種を取り出して洗うのが、よくあるピーマンの下処理だと思いますが、地味に面倒な作業ですよね。

全国農業協同組合連合会(通称:JA全農)の広報部のXアカウント(@zennoh_food)では、ピーマンの新しい食べ方が紹介されています。その調理法なら種取りが必要ないのだとか。

気になった筆者が、実際に作ってみることにしました!

『丸ごとピーマンのチーズ焼き』の作り方

JA全農が紹介する『丸ごとピーマンのチーズ焼き』で使用する材料は、以下の通りです。

【材料】

・ピーマン 5個

・ベビーチーズ(クリームチーズ) 10個

・オリーブオイル 適量

まずはピーマンをよく洗います。

特にヘタは汚れが残りやすいので、念入りに洗いましょう。洗い終わったら、ピーマンに縦方向に一筋の切れ目を入れていきます。

種を取り出す必要はなく、下処理はこれで完了です!

ベビーチーズはお好みのものでいいですが、JA全農によると「クリームチーズがおすすめ」とあったので、クリームチーズで作ってみることにしました。

このチーズを先ほど切れ目を入れたピーマンにグイグイと押し込んでいきます。加熱すると溶けるので、チーズが崩れても気にしなくてOK。

今回購入したピーマンは大ぶりだったので、1個につきクリームチーズを2つ入れています。

チーズを入れたピーマンに、オリーブオイルを塗ります。ハケを使ってもいいですし、面倒なら全体にザッとかけても大丈夫です。

続いて、フライパンかオーブントースターで加熱しましょう。どちらでもよさそうなので、上下から均等に火の通りやすいオーブントースターで作ってみます。

チーズが溶け出てしまうかもしれないので、受け皿やアルミホイルをお忘れなく!

じっくり15分ほど焼いて完成です!いい感じに焦げ目が付いておいしそうですね。

トロッとチーズが溶け出ておいしそう!

JA全農によると、この後コショウをかけるとのことですが、子供にも食べさせたかったので、コショウはなしにしました。

大人が食べる場合は、コショウを振ったほうが香りがよくなるので、お好みで使ってくださいね。

気になるのが、そのまま調理したピーマンの種。切って見てみると、種にチーズがたっぷりと絡んでいます!

ガブッとかぶりつくと、まず広がるのは濃厚なチーズの味。続いてピーマンの甘味が広がります。種のプチプチ感がとても楽しい!

ピーマンの種は本当に食べられるのかと疑問でしたが、食感はオクラの種のようです。

調理中から大好物のチーズを見つけて、キッチンに集合していた子供たち。

「せっかくのチーズなのに、ピーマンに入れちゃうなんて」と若干不満げな顔をしていましたが、トロッと溶け出すチーズに惹かれて我慢できず、いつもは苦手なピーマンをパクリ!

「チーズが溶けておいしい!ピーマンも甘い!」といって、さっきまでの不満がウソのように、我先にと食べていました。

種のプチプチ感も気に入ったようで「これがピーマンなんて信じられない!」とピーマンの新しいレシピに大満足な様子です。

種まで食べられるだけでなく、ピーマン嫌いの子供を虜にしてしまう奇跡的なこのレシピ。

ただし『おかわりコール』が止まらなくなるので、ピーマンとチーズは大量購入が必須です!

[文/キジカク・構成/grape編集部]

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