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反論するとトラブルに!? 「感情的になりやすい人」の特徴&接し方

  • 2016.3.20
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こんにちは、ママカウンセラーの赤井理香です。

今回は、精神科医の和田秀樹さんの著書から、感情的になりやすい人の特徴と感情的な人への接し方についてお伝えします。

●感情的になる人は自分の思い込みにこだわる人

本書の中で、感情的になりやすい人は、ものごとをまともに受け止める傾向があると伝えています。

感情的になる人の特徴として、以下のように述べています。

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よく言えば真面目なのですが、悪く言えば「硬い」とか「融通が利かない」 ところがあります。だから相手のことばや態度に悪意を感じると、それをまともに受け止めて「なんだ、こいつは!」とか「わたしがなにをしたっていうの!」と腹を立てます。

ちょっとした皮肉や嫌味でも、受け流すことができなくてカチンと来ます。相手の挑発に乗りやすいのです。

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なぜ、相手の嫌な態度をまともに受け止めてしまうのかという理由について、「こうなるはずだ」という思い込みが強すぎるのが原因と述べています。

「わたしの考えに賛成してくれるはずだ」

「わたしは間違っていない」

「ここはこうするしかない」

という思い込みが強いほど、予想と違うことを言われたときに、自分への悪意として受け止めてしまいがちだそうです。

では、そんな思い込みが強くて感情的になりやすい人には、どう接すればよいのでしょうか?

次に、感情的になりやすい人への接し方についてお伝えします。

●感情的になる人の言葉を“あっさり受け入れる”

本書の中で、理屈が正しくてもいい結果にはならないと伝えています。

「自分の方が正しい」「相手は自分を下に見ている」

といった、白黒にこだわる思考や、どちらが上か優位性に対するこだわりが、感情的な相手との関係を悪化させます。

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つまり、感情というのは押されれば押し返そうとします。

相手が強く出てくれば、こちらも負けまいと強く出てしまいます。

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強く押すと押し返されるのが“感情”なので、押し返そうとせずに

“あっさり受け入れる” ことで、相手は拍子抜けし、感情を悪化させないで済むのですね。

●「それもそうだね」と一呼吸おく

本書の中で、本心を伝えながらも、相手とリラックスした関係を築くのに有効な受け止め方を紹介しています。

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「それもそうだね」とか、「なるほどなあ」「そういう考え方もあるね」といった柔らかい受け止め方をします。

こういう態度はものすごく大切なことです。

自分の意見はあくまで1つの見方。他人の意見もまた1つの見方。その場で決着をつける必要はありません。

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自分の感情と違ったとしても、相手の感情も「それもそうだね」と、受け入れることで、敵味方、正しい正しくないと言った、二元論の考え方にとらわれることなく、リラックスした関係につながる のですね。

筆者も、感情の渦に巻き込まれそうになったときには、「そうだね」と、一呼吸おくことを心がけようと思います。

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感情的な人の特徴と接し方を知って、自分が“感情的”にならず、“穏やか”でいられるようにしたいですね。

【参考文献】

・『感情的にならない本』和田秀樹・著

●ライター/赤井理香(働くママ応援家)

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