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スマホがしみの原因に!? お肌への影響は紫外線以上、「スマホ焼け」にご用心!

  • 2016.3.11
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三寒四温を肌で感じ、春の訪れももうまもなく。そろそろ本格的な紫外線ケアが気になる季節でもあります。

© asife - Fotolia.com

ビューティに関心の高い女性のなかには、一年中紫外線ケアを欠かしていない方も多いかもしれません。けれど、美肌をキープするために対策すべきは紫外線だけではないことが、最近の研究でわかってきたのです。

ともすると紫外線以上にお肌へダメージを与えてしまうもの、それが「ブルーライト」。しかし、ブルーライトがお肌にも影響することの認知度はまだまだ低いようです。

実際、2016年2月に株式会社アイブリッチが行った「デジタル環境のリスク対策における実態調査」でも、ブルーライトで「肌が焼ける」ことを知っていた人はわずか5%という回答でした。

ではいったい、ブルーライトはお肌にどんな影響を及ぼすのでしょうか。

■スマホの使いすぎ、が濃いしみの原因に?

コスメブランド「ランコム」でおなじみの日本ロレアル株式会社が発表した「ブルーライトと肌細胞に関する研究結果」では、実験から以下のことがわかったそう。

・ブルーライトは、即時的な肌の変色を引きおこす

・ブルーライトの熱量が高いほど変色は濃くなり、紫外線(UVB)の照射と比較すると、UVBよりブルーライトのほうが、濃く鮮明な細胞着色を起こす

つまり、熱量の高いブルーライトを浴びていると、消えにくく濃い「しみ」ができる可能性があるのだそう! なんともショッキングです。

ブルーライトはPCやゲーム機、液晶テレビ、LED照明などからも発生していますが、最も気をつけたいのがスマホです。スマホはこれらのなかで最も放出量が高く、顔との距離が近いため、ダメージを受けやすいと考えられるからです。

手持ち無沙汰でなんとなくスマホをいじっているその間にも、お肌は紫外線以上のダメージを受け、スマホ焼け=しみを引きおこしてしまう可能性があるとしたら…。スマホとの付きあいかたを見直してもよいかもしれません。

■いますぐできる! スマホのブルーライト対処法4つ

お肌にとってよくないことがわかったブルーライト。とはいえ、スマホはいまや、仕事でもプライベートでも手放せないのが事実です。

そこで、いますぐ、かんたんにできるブルーライト対策を探してみました。

・画面の明るさを調整

スマホの画面やPCディスプレイの明るさを少し落としてみましょう。目が疲れない程度に調整を。

・スマホの無料アプリやブルーライトカットフィルムを活用

無料でインストールできる、スマホのブルーライト軽減アプリを使う手も。また、家電量販店などでは、画面に保護フィルムのように貼るだけで、ブルーライトがカットできるものも売られています。

・“なんとなく”のスマホ時間を減らす

ついスマホをいじりたくなってしまう通勤時間は、紙の本での読書にチェンジ。帰宅後、とくに目的はないけれどスマホをいじりたくなったら、ストレッチや部屋のプチお片づけ、いつもより丁寧なスキンケアなどやりたいことにすり替えるようちょっとだけ心がけてみましょう。

案外、スマホとにらめっこしているより、充実した時間が過ごせるかもしれません。

・ヘルシーおやつでお肌のターンオーバーをうながす

外的な刺激を減らすことはもちろん、お肌の生まれ変わりのサイクルを整えることも、しみなどのトラブル対策には大切です。

ビタミンEが豊富なアーモンドは美肌づくりにぴったりの食材。1日に20~25粒程度、いつものおやつをアーモンドに変えてみてはいかがでしょう。

目の疲れや不眠にもかかわっているとされるブルーライト。健やかなお肌、体づくりのひとつとして、紫外線対策プラス、ブルーライト対策も取りいれてみてくださいね。

(コミヤ カホル)

(コミヤ カホル)

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