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妊婦がかかるとキケン!? 「ジカ熱感染症」の実態と対策ポイント

  • 2016.3.7
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【女性からのご相談】

最近、ニュースでジカ熱という病気が流行し始めていることを知り、気になっています。

昨年はエボラ出血熱やデング熱がよく話題になっていましたが、ジカ熱は日本でも流行するのでしょうか。

予防や対策があれば教えてください。

●A. 海外から持ち込まれ流行する可能性は否定できません。

ご相談ありがとうございます。健康・美容ライターのMAKIです。

最近、メディアなどでもよく取り上げられる感染症のひとつであるジカ熱は、2016年2月にWHO(世界保健機関)により「国際的に懸念される公衆衛生の緊急事態 」を宣言されたばかりです。

そこで今回は、今後、国際的に流行が拡大する可能性のあるジカ熱について、原因や治療法、予防法についてご紹介しましょう。

●ジカ熱とは?

厚生労働省のホームページによると、ジカ熱とはジカウイルス感染症のことで、ジカウイルスというウイルスを持った蚊に刺されることで感染し、発症する病気です。

ジカウイルス感染症は1950年代に発見された感染症で、これまではアフリカやアジアの赤道付近といった限られた地域でのみ定期的に流行していました。

しかし、最近は中南米でも流行が見られるようになり、2014年にはタイから帰国した日本人2人が発症 したことから大きな話題になりました。

●ジカ熱の症状や治療、予防法は?

ジカウイルス感染症の潜伏期間は約1週間〜10日で、感染しても症状が現れない人も8割程度いると言われています。

しかし、症状が現れた場合には、軽度の発熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、発疹、結膜炎、倦怠感といった風邪に似た症状が見られ、4〜5日で回復し、重症化することはまれ だとされています。

そのため、ジカウイルスに感染していることに気づきにくいのが特徴です。

ジカ熱の治療については特効薬がまだないため、現れた症状に対する治療(対症療法)を行うことになります。

また、ワクチンによる予防接種などはありませんので、ウイルスの感染経路となる“蚊”に刺されないようにすることが予防法となります。

たとえば、虫除けスプレーを使う、肌の露出を控えるために長袖長ズボンを着用する、などの対策が現実的です。

●妊婦さんが注意したい理由

ジカウイルス感染症、いわゆるジカ熱は、これまでご紹介してきた通り感染しても予後は良好で重症化することはまれなのですが、妊婦さんの場合には注意が必要です。

ブラジル保健省は、妊婦さんがジカウイルスに感染すると胎児が小頭症になるリスクが見られる と報告しています。

そのため、妊婦さんは現在流行している中南米への渡航はもちろん、できるだけ海外への不要不急の渡航は控えましょう。

また、ジカ熱は蚊が媒介し感染が拡大する病気ですので、できるだけ蚊に刺されないように、虫除けスプレーを使う、長袖長ズボンを着用するなど、普段から虫除け対策をしっかり行いましょう。

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いかがでしたか。今回は、いま国際的にも流行が懸念されているジカ熱についてご紹介しました。

2016年夏のオリンピックはジカ熱の流行地であるブラジルのリオデジャネイロですので、渡航者が増え、日本での感染者も増える可能性がありますので注意しましょう。

また、国内での蚊の発生が多くなる夏場は虫除け対策を万全にしましょう。

特に妊婦さんは、流行がおさまるまでは海外旅行などは控え、日常生活でもできるだけ肌の露出を避けるように心がけましょう。

【参考リンク】

・ジカウイルス感染症に関するQ&Aについて | 厚生労働省(http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000109899.html)

●ライター/MAKI(健康・美容ライター)