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今こそ押さえておきたい全米医療ドラマの歴史と、オススメ作品3選!

  • 2016.3.3
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人気ジャンルの一つとして地位を確立しているメディカル(医療)ドラマ。現在、同ジャンルを代表するのが、一般視聴者のインターネット投票によって受賞が決定されるピープルズ・チョイス・アワードにおいて、最多6部門にノミネートされ、今年1月にドラマシリーズ作品賞(ネットワーク局)と女優賞を受賞した『グレイズ・アナトミー』だ。その受賞を記念し、全米の医療ドラマの歴史を振り返りながら、絶対に見るべき3作品を紹介しよう。

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全米医療ドラマの歴史をさかのぼっていくと、1950年代からちらほらと作られ始め、年代を重ねるごとに作品数は多くなっていった。しかし、『マッシュ』(1972~1983年)や『そりゃないぜ!? フレイジャー』(1993~2004年)等のシットコム、ドロドロの人間関係がウリの昼ドラ『Medical Center(原題)』(1963年~)に代表されるように、ジャンルは医療ドラマでもその中身はコメディや愛憎劇が大半だった。そんな中、本格医療ドラマとして登場したのが『ER 緊急救命室』(1994~2009年)。医学博士号を持つマイケル・クライトンが自身の体験に基づいて企画、製作総指揮を務めただけあって、綿密な医療考証が臨場感あふれる医療現場を生み出すことに成功。医師と看護師の生活がリアルに描かれた点もロングシリーズ化する要因の一つとなった。

その後、『ER』のジョン・ウェルズが企画と製作総指揮を担当し、警官、消防士、救急救命士という病院外のプロフェッショナルの活躍を描いた『サード・ウォッチ』(1999~2005年)、小説をベースにウーピー・ゴールドバーグが製作総指揮を務めた『ダナ&ルー リッテンハウス女性クリニック』(2000~2006年)、検死官グループの仕事をメインに綴った『女検死医ジョーダン』(2001~2007年)など医療ドラマの内容は多岐に渡り、医療ドラマに対する視聴者の目が肥えてきたこともあって、打ち切りの憂き目に遭う作品も増大。そんな玉石混合の状況下でスタートしたのが、原因不明の病を特定する診断医にスポットを当てて、病気の原因を探るミステリー要素を加えた『Dr.HOUSE』(2004~2012年)である。偏屈で協調性がなく、患者のことを全く信用しないという個性的すぎる主人公、天才医師ハウスの魅力を武器に、知的好奇心を満たす人体の不思議を探求した物語は、新しい医療ドラマとして人気を博した。

そして、『Dr.HOUSE』のスタートから1年後の2005年に始まったのが『グレイズ・アナトミー』だ。シアトルの大病院で起こる甘くない現実を前に、若きインターンや医師たちがキャリアに恋に悩みながら成長していく姿を細やかに綴る一方、最新の医療現場を忠実に再現したシーンは迫力たっぷりに描写。医療ヒューマンドラマの金字塔として輝く同シリーズは、シーズン1のスタート早々『ER』が有していた医療系ドラマの高視聴率記録を11年ぶりに更新する快挙を達成! そのポテンシャルは一向に衰えることなく、全米ではシーズン12に突入している。

医療系ドラマでNo.1の視聴率を誇る同作のシーズン11では、番組開始当初から出演する主要キャストの一人に衝撃的な出来事が起きる。その事実を前に、番組に戻ってきてと、ファンがオンライン署名活動をスタート。その数は10万人を超えたから、相当な衝撃であることは言うまでもない。そんな出来事が病院のスタッフたちに与える影響は大きく、様々な変化が起こっていく。彼らはシリーズ最大の衝撃を乗り越えることができるのか――。

『グレイズ・アナトミー』シーズン11は、4月6日(水)よりDVDレンタル&デジタル配信開始、コレクターズBOX Part1発売。4月20日(水)にコレクターズBOX Part2がリリースとなる。(海外ドラマNAVI)

Photo:『グレイズ・アナトミー』シーズン11
(C)2016 ABC Studios.