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【睡眠6時間未満はヤバい!】 “ショートスリーパー” はダイエットの大敵!

  • 2016.2.27
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【睡眠6時間未満はヤバい!】 “ショートスリーパー” はダイエットの大敵!

こんにちは、ナイトケアアドバイザーの小林麻利子です。この連載『美人の作り方』では、“美しさを自分で手作りする”ために、みなさんが抱えがちなカラダの不調を改善し、美しく仕上げるためのメソッドを、エクササイズやヨガを取り入れながら紹介していきます。 【小林麻利子の美人の作り方】vol.81

短時間睡眠が良くない3つの理由

今や5人に1人が睡眠に問題を抱える時代。しかし、寝不足は当たり前であり、改善することは不可能であると認識されることが多い状況です。

日本では、遅くまで残業をし、朝早くに出勤をする、日本独特のど根性精神が良しとされてきました。しかし、それが睡眠時間の短縮に繋がり、様々な疾患に通じていることは言うまでもありません。今回は、良くないとわかってはいるけれど、なかなか行動を起こせない方のための注意喚起として、睡眠不足の体への影響を記します。

理由1:不眠患者は別の医療的治療にかかりやすい

WHOの1995年の国際共同研究で、不眠患者の2人に1人が1年以内に睡眠障害 “以外” の疾患で医療的治療にかかっていることが明らかになりました。睡眠不足は、神経免疫をはじめ、自律神経や内分泌系など様々な体の機能に影響が出ることはもはや常識です。

20代のあなたは、必ず60代70代のあなたに繋がります。今は問題なくても、いずれそうならないために、何ができるか考えてみる必要がありますね。

理由2:イライラは憂鬱感の原因になる

人間の睡眠は、極度に発達した脳を効率的に休息させるよう進化してきました。人間の脳は、なかでも認知機能を司る前頭連合野や、感覚の処理や運動を司る頭頂連合野が発達していますが、睡眠不足になると、これらの脳機能がまず低下します。そのため、イライラや不安感が日々募りやすかったり、感情的になり論理的な思考ができない方は、前頭連合野がうまく働いていない可能性があります。その他、脳機能の低下により、アルツハイマー型認知症のリスク増大、集中力や注意力維持、感情抑制の困難、意欲や自己評価、思考力の低下、うつ発症リスク増大、自殺者の増加などが考えられます。思い当たるものがある方は要注意です。

理由3:太りやすい

コロンビア大学の疫学調査では、32~59歳の男女8000名以上を対象にした研究で7時間~9時間の睡眠時間の方に比べ4時間以下の睡眠者では肥満率が73%も多く、5時間の睡眠者では肥満率が50%も高いという結果があります。

また睡眠不足患者は、食欲亢進ホルモンである血中グレリンが増加し、食欲抑制ホルモンであるレプチンが減少することが分かっています。止まらない食欲にお困りの方は、もしかしたら睡眠不足かもしれませんね。

これら以外にも、高血圧の発症危険度上昇、ウイルス感染の危険度上昇、Ⅱ型糖尿病発症危険度上昇、機能性便秘など様々な体への影響が考えられます。風邪をひきやすい方や便秘がなかなか解消されない方は、食生活改善も重要ですが、その前に睡眠不足を改めることを強くおすすめします。

睡眠時間の設定方法

成人で、健康に支障をきたさない睡眠時間は6時間半~8時間未満です。(米国100万人以上の追跡調査より[Kripke.D,F.,Arch Gen Psy-chiatry,2002])しかし、どのくらいの方が守れているでしょうか?

ご自身の最適な睡眠時間は、いつもの時間に就寝し、目覚まし時計を使わずに、自然に「あぁ~良く寝た!」と気持ちよく目覚めることができる時刻です。それを調べたらよいだけなので、土日を使ってぜひ探ってみましょう(就寝時刻を遅くしないように)。平日にその時間が確保できないのであれば、そもそも仕事のしすぎではないか、働き方を変えられないか自問自答してみてください。時間は、どんな方にも平等に存在するもの。それをどのように使うかはあなた次第です。

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「小林麻利子の美人の作り方」まとめ PROFILE 小林麻利子 Flura代表。ナイトケアアドバイザー/AEAJ認定アロマテラピーインストラクター/食生活管理士。ボディメイク、食育、アロマ療法の個人レッスンを通し、ホルモン・自律神経バランスが整った女性らしい心身作りを指導。 また、講演・執筆活動など幅広く活動中。著書 こだわりのセンス(コレクションインターナショナル) HP: http://fluraf.com/ blog: http://ameblo.jp/mariko-kobayashi/