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17㎏増の海外セレブも 妊娠中に太りすぎるのはなぜNGなの!?

  • 2016.2.27
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十月十日といわれる長いマタニティライフ。日に日に大きくなるおなかに愛おしさが増すものの、体重のケアはなかなか大変です。日本だと妊娠前の体形、体重などを考慮して、7kgから12kgくらいに抑えましょうといわれています。

© tiagozr - Fotolia.com

しかし、海外に目を向けてみると驚くべき海外セレブの妊娠中の激太り。リアリティ番組で有名になったキム・カーダシアンは先日第2子を出産しましたが、妊娠中に増えた体重は27kgだといわれています。

「そんなに太れるものなの!?」と疑いたくなりますが、日本でも大人気のスーパーモデル、ミランダ・カーでさえ、妊娠中はまさかの17kg増に!

さらにさらに! あの歌姫、ビヨンセにいたっては産後復帰するまでに30kgもの減量が必要だったとか…。いくら欧米人が太りやすいとはいえ、これにはびっくりです。

こんな話を聞いていると、「私たち日本人も体重制限なんて必要ないのかも?」いいたくなりますが、妊娠中に激太りするとやはりそれなりに大変なことはあるようです。

■妊娠高血圧症候群になる可能性も

むくみ、高血圧、タンパク尿などの症状が出るほか、めまいや頭痛につながることがあるそうです。

検診後期には、むくみもチェックされるようになります。妊娠中は、ただでさえ体調がすぐれないことが増えるため、ほかの症状は避けたいものです。

■赤ちゃんが未熟児になりやすい!?

太りすぎた妊婦さんからは未熟児が生まれやすい傾向があるそうです。筆者も妊婦健診で体重管理の説明を受けたときこの話をされて驚きました。

栄養をとりすぎると赤ちゃんも大きくなりすぎるのかと思ったら、逆なのですね。未熟児がいけないわけではありませんが、ママのケアでできることなら最大限注意してあげたいですよね。

■難産につながることも!?

お肉がつきすぎると産道にまでお肉がついて、赤ちゃんの通る道が狭くなるため、難産になりやすいそう。正直にいいます。ただでさえ激痛です。陣痛が激しくなってくると「できることなら早く産まれてぇー!」という感じです。

太りすぎたせいで時間がかかるとすると…ちょっと後悔するかもしれません。

筆者は出産までプラス7kgですみました。健診のときにエコーに表示されている赤ちゃんの予測体重を細かくチェックして乗りきれたコツかもしれません。

胎児の体重に胎盤約0.5kg、羊水約0.5kg、増加する血液や大きくなった子宮などでプラス約2〜3kg。それ以外は無駄な増加だと気付いたのです。

とはいえ、妊娠も人それぞれ。つわりのせいで、「食べてなきゃつらい」人もいれば、「つらくて食べられない」人もいますので、まずは体調最優先で考えてください。

体重を気にするあまり、過度なダイエットをするのもやめたほうがいいでしょう。とるべき栄養はしっかりとって、担当医と相談しながら無理のないマタニティライフを過ごしてくださいね。

(鈴奈)

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