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“旅する料理人”の食堂で味わう、日本各地の食材をつめ込んだランチプレート

  • 2016.2.25
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加賀温泉郷からアクセスしやすい大聖寺にある「ほうきぼし」は、体にやさしい素材にこだわった料理が評判の食堂です。室内の美しい白壁にはセンスのいいインテリアとすてきな雑貨が映え、居心地のいい空間が広がっています。

旅好きのオーナーが見つけた調味料や食材をアレンジ

JR大聖寺駅から大通りを5分ほど歩くと右手に見えてくる、白い木壁と丸い時計の組み合わせがかわいい建物が「ほうきぼし」です。

オーナーのチホさんは、時間をみつけては全国を移動カフェでめぐり、その土地その土地の逸品を探し続けて旅する料理人。

それだけにお店で出される創作料理はどれもおいしく、リピーターが多いお店です。

素材の旨みを見事に引き出したランチプレート

お店の人気メニューは、たくさんの野菜がいちどに食べられる「週替りプレートランチ」(1080円)。このランチを求めて遠方からわざわざやってくる熱烈なファンもいるそう。

ひとつの皿にいろいろな県のものをのせたいと、沖縄の塩や北海道のドレッシングなど日本中を旅して見つけた調味料や食材を組み合わせて調理しています。幅広い層のお客さんのことを考えて、味付けを辛すぎないようにしているところにも、さり気ない思いやりを感じます。

この日のランチプレートは、塩麹とカレーパウダーを使ったからあげ、かぼちゃのマッシュ、ゆず風味の小松菜のおひたし、ふろふき大根。それに、なたね油とグレープシードオイルで素揚げした野菜とスパイスオイルと赤味噌を使ったナス炒めの小鉢二つです。

彩り豊かな野菜は、素材の持つ旨みをそれぞれ見事に引き出し、どれもおいしく調理されています。

みずみずしい野菜は、友人の八百屋から毎日仕入れているそう。ほどよい酸味とまろやかな口当たりのドレッシングが野菜の味を引き立てています。

自家製味噌を使った味噌汁は、少し入った酒粕が体を温めてくれます。

幸せな気分になれる、やさしい甘みのスイーツ

スイーツは「日替わりケーキ」(300円)がおすすめ。この日のケーキは「バナナガトーショコラ」で卵や砂糖を一切使そうですが、甘みとしっとりとした食感が口に広がります。「ほうきぼし」のメニューに合うようにオリジナルの焙煎をしてもらっているという「ドリップコーヒー」(400円)との相性も抜群です。

8種類の野菜と果物が入った「スムージー」(620円)は、フルーツの香りと素材の甘味が爽やかで、野菜の青臭さもありません。ちょっと疲れた時だけじゃなくて、できることなら毎日でも飲みたくなるほどです。 「ほうきぼし」では、アクセサリーやアロマハンドクリームなど女性向けのワークショップやイベントも数多く開催。オーナーのチホさんはあちこちのイベントにも出店しています。気になる方はお店のフェイスブックをしてみてくださいね。

全国を旅したチホさんの料理には、きっと新しい発見があるはず。大聖寺を訪れたら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

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