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逆効果だった!やりがちだけど「実はカラダを冷やす」NG温活3つ

  • 2016.2.12
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末端冷え症や内臓冷え、低体温……など、体の冷えはPMSやシミ、肌荒れ、太りやすい原因のひとつにもなるため、温活女子が増えていますね。それは良いことですが、温活のつもりでやっていることが実は体を冷やしているとしたら?

そこで今回は、中医栄養学なども含めた総合栄養学の観点から、“実は体を冷やしている”やりがちなNG温活についてご紹介します。

 

■NG1:雑穀米をチョイス

最近では飲食店でも白米と雑穀米をチョイスできるお店が増えてきましたね。「白いご飯は体を冷やすから」と雑穀米をチョイスしていませんか?

穀物を中医栄養学でいう寒・涼・平・温・熱の五性で見てみると、うるち米(白米・赤米・黒米)は体を冷やしも温めもしない“平”、もち米は体を温める“温”、雑穀米によく使われるヒエ、アワ、モチアワ、大麦はなんと体を冷や“寒”に属します。

体を温めたいなら“温”に属するもち米と、同じく“温”に属する小豆を使用した赤飯がオススメです。

 

■NG2:寝る直前のお風呂

手足が冷たくなる末端冷え症で「お風呂上りはすぐ布団に入らないと足が冷えて眠れない……」という人も多いのではないでしょうか?

実は、これもNG。人は睡眠に入る前に体温を下げないと質の良い眠りは得られません。

赤ちゃんが眠くなると手足が温かくなることを子育て経験のある人ならご存知でしょう。これは体の深部体温を下げるため、放熱しやすい手足に体温を逃がしているからです。

睡眠の質が下がると当然血行が悪くなり、身体を冷やしてしまいます。入浴は就寝2時間前までに済ませ、足の冷えが気になる場合はテレビを見ながらでもいいので足首を上下に動かし血行を促しましょう。

 

■NG3:寝る時のくつ下

これも末端冷え症の人がやめられないことのひとつ。しかし、くつ下のゴムは血管を圧迫し血行を悪くしてしまいます。体の隅々まで血液がスムーズに循環してはじめて体全体の血行が良くなり、体が温まります。どうしてもくつ下を履かないと眠れない場合は、ゴムの緩いものを選びましょう。さらに、お休み前に体を温めてくれるショウガ紅茶やココア、黒豆茶を飲んで体の中から温めてあげましょう。

 

いかがでしたか? 温活も“その場しのぎ”ではなく、継続的な生活習慣とするのが大切でしょう。

【著者略歴】

※ SAYURI・・・長年の医療業界での経験を生かし、健康管理士、食育インストラクター、心理カウンセラーとして執筆活動や講演活動をする傍らNPO法人予防医療推進協会の理事長も務める。

【画像】

※ DONOT6_STUDIO / shutterstock

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