1. トップ
  2. エンタメ
  3. 名作日本映画を超えちゃった? 史上最高のリメイク映画(3)日本で不遇も…海外で大成功を収めた日本の傑作

名作日本映画を超えちゃった? 史上最高のリメイク映画(3)日本で不遇も…海外で大成功を収めた日本の傑作

  • 2024.5.19
  • 68227 views

日本映画が海外でリメイクされヒットした作品がいくつか存在する。日本人としては海外に本国の映画が評価されたと思うと嬉しいものだ。今回は、日本でもアカデミー賞を受賞するなど話題となった作品の中から、オリジナル版に負けないくらい最高傑作となった作品を紹介。興行収入でも大成功を収めた作品をセレクト。第3回。

———-

大自然の中で暮らす女性の物語

『リトル・フォレスト 春夏秋冬』(2018)

映画『お嬢さん』でも話題となった女優キム・テリ

【作品内容】

本作は、五十嵐大介の漫画を原作とし、五十嵐自身が東北の小集落で生活した際の実体験を基に、大自然に囲まれて暮らす1人の女性の四季を追った作品を映画化『リトル・フォレスト』2部作だ。

【注目ポイント】

オリジナル版は、2014年8月公開された『リトル・フォレスト 夏・秋編』と、2015年2月に公開された『リトル・フォレスト 冬・春編』の2本の作品。

主演の橋本愛をはじめ、三浦貴大、松岡茉優といった若手俳優による絶妙なアンサンブルに加え、ロックバンド「FLOWER FLOWER」による、それぞれの季節のイメージに合わせた音楽も作品の世界観にマッチしており、実に素晴らしい。

素敵な小品に仕上がっている本作だが、日本国内ではおよそ30館と小規模公開であり、映画賞にも恵まれず、ひっそりと上映を終えた。しかし、こちら、日本国内よりも海外で人気が火が付いた作品として有名だ。

とりわけアジア圏での人気は凄まじく、中国屈指の人気ソーシャル・カルチャー・サイト「Douban」では、チェック数において他の日本映画と比べてもダントツの数字を誇っている。

そんな「日本で不遇をかこったが、海外で大成功を収めた邦画」の代表例とも言える本作の韓国版リメイクは、オリジナル二部作を103分に凝縮し、充実した内容となっている。

監督を務めたのは、2023年10月に日本でも公開された韓国映画『極限境界線 救出までの18日間』でメガホンを取ったイム・スルレ。劇団の裏方からキャリアをスタートさせた苦労人でもあるキム・テリがヒロイン役の差を射止めた。彼女は本作で韓国の数々の映画賞を受賞し、一流俳優の仲間入りを果たしている。

韓国のリメイク版も、日本版リメイクに劣らず、高い評価を受けた。大自然の中で、四季を感じながら、自給自足で暮らすことへの憧れは日韓共通のようだ。

元記事で読む
の記事をもっとみる