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プロが伝授!「夜まで美人をキープする」ベースメイク術♡

  • 2016.2.10
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朝しっかりメイクをして出かけたのに、仕事終わりの見るも無残な顔にガッカリしたという経験は誰しも一度はあるでしょう。汗をかきやすい夏だけではなく、乾燥しやすい冬にも“メイク崩れ”が起こりやすいことをご存知ですか? 

そこで今回は、メイクアップアーティストである筆者が、そんなガッカリをなくすべく“夜まで美しい顔をキープする”ベースメイク術をご紹介します。

 

■つけただけはNG!メイク前の「保湿」はやっぱり大切

慌ただしい朝支度、メイクもパパッと秒速で終わらせたいのが本音です。簡単に済ませがちなスキンケアですが、実はメイクの持ちを大きく左右する大切なステップなのです。

特に乾燥しがちな冬場は、肌自体が肌を潤そうと皮脂の分泌が過剰になるためメイクが崩れやすくなることも。そのため、洗顔後はしっかりと化粧水を顔につけ“なじませること”がポイントです。

ただ「顔につけた!」というだけではダメですよ! 少量を数回に分けて肌につけ、手のひらで顔を覆うようになじませてから乳液でフタをしましょう。

 

■「スキンケア後すぐ」のメイクは要注意

化粧水や乳液をつけたあと、肌はとてもしっとり仕上がっています。そのままの勢いでメイクを始めたい気持ちは山々ですが、ここで一手間加えるのがメイク崩れ防止の重要なポイント!

なぜなら、十分なじませたとしても、多少ベタつきが残っていることもあるから。そのままメイク下地やファンデーションをのせてしまうと、なじみきっていない油分と混ざってしまいメイク崩れの原因になってしまいます。

メイクの前にティッシュを顔にのせて表面を手でなぞるように軽く押さえましょう。余分な油分が吸収されるので、ベースメイクを崩してしまうリスクを軽減することができます。コレをやるのとやらないのとでは大違い!

 

■下地とファンデーションは「厚塗り」厳禁!

メイク下地を厚くのせるほど、メイク持ちが良くなるというのは間違い! むしろその逆で、メイク下地を分厚くのせてしまうとメイク崩れの原因になってしまいます。

ちなみに、メイク下地と同様ファンデーションの厚塗りもNG。ファンデーションは、肌に密着させるようにつけていくことがポイントです。

まずは、薄くつけ手のひらやスポンジなどで肌によく叩き込みましょう。次に、もう少しカバーが必要だと感じた部分にファンデーションを付け足し、同じようによく叩き込みます。これなら全体がボテッと厚くなることなく、薄づきだけどしっかりカバーできるベースメイクをつくることができます。

また、特に崩れやすいTゾーンや小鼻周りは、フェイスパウダーやプレストパウダーで部分的にしっかり押さえておきましょう。しかし、顔全体にしっかりつけてしまうとマットな質感になり、今トレンドのナチュラルグロウな肌とはかけ離れてしまうので要注意!

 

■メイク崩れ防止には「ティッシュオフ」

テカリが気になってくると、あぶらとり紙を使用する人やそのままパウダーをのせてしまう人など様々ですが、筆者がオススメするのはティッシュを使ったケア法。

ターニングポイントは、昼。午前中活動して、昼食時は代謝も活発になっている頃に、一手間です。少しテカってきたかなと思う部分にティッシュをのせ、手のひらで軽く押さえます。すると、余分な油分だけを吸収してくれます。

テカりやすい人はこれをこまめに行っておくことで、メイク崩れを未然に防ぐことができるでしょう。すでに崩れてしまっていた部分は、ティッシュで軽く押さえたあとに上からパウダーをのせてみましょう。

 

いかがでしたか? 朝10分早く起きてスキンケアに時間をかければ、メイク崩れ防止の土台をつくることができます。さらに、日中も気づいたときにティッシュで浮いてきた皮脂を押さえれば、夜までしっかりと美しさをキープすることができるのです。みなさまもぜひ試してみてくださいね!

【著者略歴】

※ 黒木絵里・・・東京モード学園メイクヘア学科卒業後、外資系化粧品メーカーBOBBI BROWN、smashbox cosmeticsの2社を経験。専門学校在学中に取得した専修学校准教員認定資格を活かし、現在は「Eri Kuroki Make-up solution」の代表として、一般の方向けのメイクレッスンや、美容師のメイクスキル向上のための人材育成を行っている。また、化粧品の監修を行うなど、製品開発の分野にも力を注いでいる。ブログホームページでイベントなどの情報を発信している。また、noteでは、ブログとは少し変わった観点から、切り込んだ世界観の文章を展開している。

【画像】

※ Subbotina Anna / Shutterstock

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