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スッキリ下半身にはコレ!みるみる痩せる「究極の歩き方」とは

  • 2016.2.9
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ダイエットのために試行錯誤をする女性は多いでしょう。しかし、限られた時間の中であれば、何かを足すよりも“ながらエクササイズ”の方がオススメです。まずは日常の“歩き方”について注目してみましょう。実は、歩き方によっては太りやすくなってしまうこともあるのです。

そこで今回は、姿勢調律師の筆者が、みるみる痩せる究極の歩き方をご紹介します。

 

■腰振り歩きは「下半身デブ」「腰痛」「ポッコリお腹」の原因に

ハリウッドのセレブ達が腰を振りながら歩いている姿をみたことはありますか? 昔、マリリンモンローが考えた“モンローウォーク”というものがありますが、実はこれをやっていいのは欧米人だけだったのです。

そもそも日本人は欧米人よりも靭帯や筋肉の質そのものが固いため、腰を振りながら歩いていると腰痛の原因となります。さらに、骨盤がどんどん開いてしまい下半身デブ、お腹をせり出しているためポッコリお腹にも繋がりやすくなってしまうので注意が必要です。

 

■キレイに痩せたいなら大股歩きはNG!

よくダイエットには大股歩きがいいと言われますが、実は大股歩きは歩き方の中でも難しい“応用編”です。

ただカロリー消費をするために行うのはいいかもしれませんが、ボディラインを綺麗にさせながらダイエットするのであれば大股歩きは不向きです。なぜなら、膝を曲げたままの姿勢で歩き続けていると、太ももの前側がモリモリと鍛えられてしまうから。太ももの前側はアウターマッスルとよばれる“太くなる筋肉”なので、みるみるたくましくなってしまいます。

しかも、大股にした時点で膝は曲がり前傾姿勢へとなり、猫背姿勢になるため肩こりの原因にも。

 

■美しいボディラインをつくる歩き方のポイントは「インナーマッスル」!

日本人の特性に合わせた美しくカロリー消費を促すための歩き方をご紹介します。それが“Aウォーキング”とよばれるインナーマッスルを使った最も姿勢を美しくさせる歩き方です。

●Aウォーキングの2つのポイント

(1)歩幅は狭く、頭はしっかりと天に吊って!

インナーマッスルを鍛えるには“抗重力筋”とよばれる筋肉を使ってしっかりと重力に対抗して歩くことが重要です。また、日本人は元来着物文化であったことから、“歩幅の狭い歩き方”の方が身体特性として向いています。

お腹を引き上げ頭が吊られている状態になると、自然と歩幅は狭くなり、かかとから着地し親指で地面を蹴ることができるようになります。このような動作をすれば足の形、筋肉も美しく整っていきます。

(2)胸を張って、お腹は引っ込める!

お腹をとにかく引っ込めることが重要です。そのために呼吸を取り入れましょう。息を鼻から吸い、口から吐きながらお腹を凹ませます。

歩く速度を早めながら呼吸を歩くリズムに合わせていくと、心身のバランスがとれると同時に、姿勢が美しく保たれます。しかも、普段の歩き方の倍のカロリーを消費できます。筆者自身も毎朝Aウォーキングを20分行い、食べても太らない身体を維持しています。

 

歩くという行動は毎日行うものですよね? それを意識するとしないとでは、確実に差がでてきます。なによりもAウォーキングは見た目が若々しく美しい姿勢になりますので、周りの人からも素敵ですねと褒められます。今からでも遅くない! 早速Aウォーキングをはじめてみてはいかがでしょうか?

【著者略歴】

※ 野口早苗・・・3歳からのダンス経験を生かし、ニューヨーク、国内にてプロダンサーとして活躍後、ピラティス、オステオパシーを学び、姿勢調律士として活 動を始める。青山sanareサロンの代表を勤め、アーティスト、モデル、スポーツ選手など著名人から一般の方まで幅広く支持を受ける。

「正しい姿勢」が自らの身体、メンタルを整える方法として役立つことを痛感し、姿勢の研究を行い、(社)日本姿勢調律協会を立ち上げる。協会では「L で座ってIで立つ•Aウォーキング」をキャッチコピーとして姿勢指導を行う他、「心×技×体」の教えを元に、痛みのケア方法やメンタルコーチングも行う。 講師養成と共に子供の健やかな成長へのサポート、高齢者のケアなど幅広く活動を広げる。

【画像】

※ Kaspars Grinvalds / Shutterstock

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