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検討中のパパママに聞く! 「電力会社選び」の決め手となるポイント

  • 2016.2.8
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【ママからのご相談】

テレビのニュース番組や、インターネット上で、電気の話題が増えてきました。うちも変更を考えていますが、何を決め手にして選んだらよいのでしょうか。

ちなみに家族構成は、主人、私、小学生の子どもが2人で、一軒家に住んでいます。

●A. 各ご家庭のライフスタイルに合った料金プランを選びましょう。

パパライターの矢山ユースケ@育休中です。

2016年に入り、同様のお悩みを持たれている方が多くなった印象です。

今回は、電力会社の変更を検討しているパパ・ママの「料金プランを選ぶ基準」について、お伺いした結果をご紹介していきます。

●どんな基準で電力会社を選ぶ予定ですか?

●セット割引サービス

『うちは家族全員が同じ会社の携帯を使っているので、そこと提携している電力会社にすると思います。台数分のセット割引はかなり大きいので』(48歳・ママ・5人家族)

『安直ですが、ガス会社にしようかと。簡単にはつぶれないだろうし、同じライフラインだから、新電力と比べて運営面での不安があまりないので』(38歳・ママ・4人家族)

『ちょうど、ケーブルテレビに加入しようと思っていたんですけど、なんか電気とセットで安くなるらしいので、この際そこでいいかなあ』(37歳・パパ・3人家族)

新電力各社の多くがこの“セット割引” サービスに力を入れている印象です。

「早割サービス」「事前登録サービス」などの早期申し込みサービスによる囲い込みも始まっていますが、

・その割引で本当に安くなるのか

・わが家にとってメリットがあるのか

というポイントだけは外さないように注意しましょう。

●付帯サービス

『有料のレシピサイトが無料で利用できるプランがあると聞いたので、検討しています』(35歳・ママ・3人家族)

『提携しているガソリンスタンドでの給油が安くなるプランがあるって聞いたので、そこがいいかなと。マイカー通勤なので、ガソリン代が安くなるのはうれしいんですよ』(37歳・パパ・4人家族)

『現金割引も魅力だけど、ポイントキャッシュバックが多いタイプの契約があれば面白いかも。うちはポイントを余すことなく使っているので、現金で100円引きとポイント200円分だったら、ポイントのほうを選ぶと思います』(37歳・パパ・3人家族)

セット割引でなくとも、メリットのあるサービスを打ち出したプランも多数存在します。

うまく活用すれば、現金割引よりも大きなメリット を得ることもあるでしょう。

●割引・付帯サービス以外の理由

『年間契約に縛られたくないから、どこともセットにはしない予定です』(35歳・ママ・4人家族)

『シンプルに、使用量が多ければ多いほど割引になるプランにしようと思っています。割引条件が複雑なのは面倒くさいので』(29歳・ママ・3人家族)

『地元の電気を地元で消費、というフレーズにひかれている。地産地消が地方活性化につながれば』(40歳・4人・パパ・家族)

『原発反対派なので、風力発電や地熱発電がメインの電力会社にしたいと思います』(39歳・パパ・3人家族)

年間契約期間 や解約時手数料 の有無などは、確かに気になりますね。

また、地産地消やエコ発電など、金銭的なメリット以外に注目するのもありかもしれません。長い目で見たとき、大きなプラスになるかも……?

●様子見

『うちはエコキュート(夜間蓄熱式温水機器)があるので、夜間の電力使用量が多いんです。なので、夜間の料金が安いタイプの契約プランが出そろうまで待ちます』(36歳・パパ・3人家族)

『オール電化マンションに住んでいるので、オール電化対象の割引プランが必須。他電力に移ったら割高になるかもしれないので、しばらくは様子見せざるを得ない』(41歳・パパ・3人家族)

『売電契約をしているので、余った電気を高く買ってくれるところがないか検討中』(44歳・パパ・5人家族)

エコキュート やオール電化 、売電契約 などの特殊事情が絡んでくる場合は、さらに検討が必要です。

可能であれば複数のプランで試算を行い、綿密に比較検討を行った方が無難でしょう。

●中にはこんな意見も……

『とにかく東電以外! 多少高くなっても構わないので』(38歳・パパ・3人家族)

『東電からは変えます。電力自由化の話題が出てから、ずっとそう思ってきました。震災のころに経営陣のトップだった人がどうなったのかを知っていると、あそこの会社にだけはお金を払いたいと思えません』(40歳・ママ・3人家族)

『既存の電力会社が、電力自由化に向けて割引プランの提案を打ち出してきたけれど、それができるならどうして今までやってこなかったんだ? という気持ちになった。安くできたのに高いまま払わせてた、ということですよね? そう思ってしまうと、少なくとも今のところからは変えたいと思いますね』(33歳・パパ・4人家族)

既存の電力会社への憤り がある方も、少なからずいらっしゃいました。お気持ちはわからないでもありません。

これまで“独占企業”だった既存の電力会社が、どのようにして競争市場で他社と渡り合っていくのかも、注目したいところですね。

【参考リンク】

・電力の小売全面自由化で何が変わるの? | 資源エネルギー庁(http://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/electric/electricity_liberalization/merit/)

●ライター/矢山ユースケ(IT系パパライター)

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