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ココナッツの効いた本場カンボジアの味をどうぞ。ハーブサウナも楽しめる「こーさんのうち」

  • 2016.2.3
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長野県松本市にある「こーさんのうち」は、カンボジア人のこーさんと、日本人の奥さん・曜子さんが営むカフェ。こーさん母のレシピを再現した、ヘルシーなカンボジア料理が味わえます。 靴を脱いでカフェにあがれば、なんだか友だちの家に来たようなうちとけた気分で、くつろげますよ。

ご夫妻のあたたかい人柄を感じるアットホームなカフェ

JR大糸線島内駅から歩いて8分ほどのところに、カンボジア料理のカフェ「こーさんのうち」があります。

古い民家を改築したこちらでは、年代を経た梁や柱に合わせて、ぬくもりのある古家具を集めました。席はゆったりしていて、のんびりリラックスできます。

カンボジア直送のハーブを使った本格派料理

カンボジア料理の代表といえば、ココナッツ入りのカレー。なかでもこちらのおすすめは「白身魚とエビのカンボジアカレー」(900円)です。レモングラスやこぶミカンの葉、カンボジア生姜など、東南アジアらしいハーブがたくさん使われていますが、辛くはありません。ココナッツの甘さが複雑なハーブの香りと調和した、やさしい味わいのスープカレーです。

「こーさんのうち」の料理は、こーさんのお母さん直伝のレシピ。日本人に合わせたアレンジはせず、でも日本人に好まれそうなメニューを選んでいるのだそう。油を控えめ、野菜はたっぷりで作ります。

ハーブと黒コショウは、カンボジアの実家から取り寄せており、すべてオーガニック。

野菜は無農薬の自家菜園や近所から手に入れた地場産で、お米は安曇野産の減農薬コシヒカリ。地元の食材を大切にしています。

南国フルーツを使ったスイーツは毎日お店で手作り

すべてのメニューには、A・B・Cセットが付けられ、取材したCセット(プラス700円)の場合、サラダと揚げ春巻3本に、さらにドリンクとデザートが選べます。

デザートは日替わりで、アジアンテイストを意識した曜子さんのオリジナル。マンゴーやココナッツ、かぼちゃなど、特に女性が好きな素材を使ったスイーツです。

写真の「キャラメルタルトタタン」は、ココナッツシュガーで煮たりんごをタルト生地に詰めた一品。甘ずっぱいりんごにココナッツの風味が効いていて、さっぱりといただけます。

気持ちよく汗をかいて、ストレス解消!

2階では、クメール伝統医療のハーブサウナ「チュポン」(2000円・要予約)を体験できます。カンボジアではアンコール王朝時代から行われている歴史ある民間療法で、現代でも特に産後の女性が受けているそうです。体を芯から温めるため、新陳代謝の促進や冷え性の改善、美肌効果が期待されています。

こちらでは、ひとりひとりのお悩みや希望に応じて、オーガニックのカンボジアハーブに、日本のハーブもブレンドしてくれます。

カンボジアハーブの特徴は、汗を一気にどっと流せて気分爽快に! 対して和のハーブは、じんわりと温まり、終わった後もずっとポカポカしているとか。冬には和のほうが適しているといいます。

実際にハーブサウナに入ってみると、驚くほど汗をかき、疲れがとれると同時に気持ちもすっきり癒されました。

ハーブサウナにカンボジア料理、そしてこーさんとの会話で、とっぷりカンボジアにひたってみるのも楽しいですよ。

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