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ちょっと頑張りすぎてない?立ち止まって考えてみたい、「幸せの断捨離」

  • 2016.2.2
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仕事も完璧にしたい、まわりの女性からも憧れられる存在になりたい、後輩から尊敬される存在になりたい、恋愛も結婚生活も完璧にしたい・・・などなど、幸せな自分を目指して頑張ってみたものの、そんな毎日に疲れを感じてしまってはいませんか?

自分にとっての幸せってなんなんだろう・・・一度大きく深呼吸して、考えてみませんか?

■幸せってなんだろう

欲しいものってどんどん増えていきますよね。最初はこれがあればいいと思っていても、それが手に入ると次はこれ、その次はこれと次から次へと欲しいものがでてきます。

幸せも一緒です。職場でも、恋愛でも、家庭でも、まわりにいる幸せそうな人を見ると「あの幸せ私も欲しい!」となってしまってはいませんか?

でも幸せを求めれば求めるほど、疲れてしまったり、辛くなったり・・・幸せを求めすぎることが逆にあなたを不幸にしてしまっているかもしれません。

■幸せの沸点

“幸せ”は人それぞれ感じ方が違います。健康に一日過ごせることが幸せだと感じる人もいれば、大きな目標を達成することが幸せな人も居ます。

でも、あれも欲しい、これも欲しいと思い続けている人は、いくら幸せなことがおきたとしてもその幸せを感じないまま、次の幸せを手にいれようとします。

その結果、幸福感を感じないまま疲れはたまるばかりで、ひたすら頑張る人生になってしまいます・・・。一度、あなたの「幸せの沸点」を考えなおしてはみませんか?

本当にそこまで達成していないと幸せではないのでしょうか?幸せの沸点を下げると、とても楽になります。いままで幸せな自分、完璧な自分を目指して頑張ってきた人ほど、実は自分が本当に欲しい幸せが見えていない人が多いのです。

■現実味のないものを見てみよう

幸せの沸点レベルが上がってしまっている人にオススメしたいことがあります。それは「サザエさん」「ちびまる子ちゃん」「ドラえもん」を見ること。この3つに共通することは、登場人物がリッチな生活をしていないところ。

そして質素な生活をしている中に多くの“日常の幸せの見つけ方”が織り込まれているところです。幸せって色々なかたちがあります。

でも大人になると、自分のまわりにいる人たちの属性がある程度一緒になるので、ついついまわりの幸せと自分を比べて同じ幸せを求めてしまうんですよね。

また、上記のアニメやマンガと違い、現実の女優さんが演じているようなテレビドラマや映画など、現実味があるものを見てしまうと、ドラマの出演者と自分を比べて、同じ年なのに私にはアレがないとかコレがないとか考えてしまうことがあると思います。

でも上記3つの作品は登場人物は年をとらないし、劇中は変わらぬ時代の空気が流れているし、現実味をあまり感じません。

それが一番ホッとしながら見ることができる、物事を楽に考えることができるポイントになります。ほっこりアニメを見ながら、幸せの型は人によって色々あるということを一度考えてみましょう。

■幸せの断捨離

皆さん、断捨離という言葉をご存知ですよね。断捨離は「実際に手に取れる物」というイメージが強いかと思いますが「幸せの断捨離」も取り入れてみませんか?

世の中で「幸せといえばコレ」と言われていることを全て手にいれようとするのではなく「自分にとっての幸せ」を探してみてはいかがでしょうか?

「これがあればいいか」そんな、自分にとっての幸せを見つけだすことができれば、もしかしたらもう自分は幸せなのかもしれないし、実は自分の隣にはすでにステキな人がいることに気付いたり・・・本当にあなたが求めている幸せは必要なのか?

その幸せはあなたに必要なのかを今一度考えてみましょう。

■コミュニケーションマナー講師・吉井奈々からのメッセージ

いかがでしたでしょうか?理想の幸せを追い求めすぎて、身動きがとれなくなってしまってはいませんか?

なんでもかんでも幸せを追い求めるのではなく、気を抜くことも必要です。“幸せの断捨離”これを取り入れるだけで、気持ちをスッキリさせることができますよ。ぜひ試してみてくださいね。(吉井奈々/ライター)

(ハウコレ編集部)(古泉千里/モデル)(柳内良仁/カメラマン)

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