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冬の乾燥肌対策に効く!肌バリア機能を高める食べ物と4つの心がけ

  • 2014.9.16
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寒くなってくると肌のカサつきやかゆみが気になりますよね。冬は外気の水分量がもっとも少なくなる季節。それに加え、暖房によって室内も乾燥します。乾いた空気は肌の水分を蒸発させ、潤いを奪ってしまいます。食事と生活に気をつけてカサカサ肌にならないように対策をしましょう。

肌のバリア機能を高める栄養素

ビタミンA

皮膚や粘膜を保護する働きがある脂溶性ビタミンです。また、新進代謝を促し、肌のハリと潤いを保ちます。〈多く含む食品〉にんじん・かぼちゃ・小松菜・鮭・ほうれん草など

ビタミンE

血行が良くなることで、肌の新陳代謝を高めます。さらに、ビタミンEには抗酸化作用があり、老化の原因となる活性酸素を抑制する働きもあります。〈多く含む食品〉あん肝・いくら・うなぎ・かぼちゃ・ナッツ類・アボカドなど

ビタミンB2

皮膚や爪などの細胞の再生を助けたり、粘膜を保護する働きがあり、肌の健康を保ちます。〈多く含む食品〉レバー・うなぎ・さば・卵・納豆・まいたけ・海苔など

ビタミンB6

「肌のビタミン」と呼ばれ、不足すると、肌荒れ・ニキビなどのトラブルを招きます。〈多く含む食品〉鶏肉・卵・マグロ・カツオ・さんま・さば・にんにく・ごまなど

ビタミンC

潤いある肌のもととなるコラーゲンの生成に必要です。〈多く含む食品〉白菜・大根・ブロッコリー・カリフラワー・イチゴ・柑橘類など

カサカサ肌を防ぐ4つの心がけ

1.加湿を心がける

冬は一年の中でも最も乾燥しやすい季節なので、加湿器をつける、洗濯物を干しておくなどして、部屋の湿度を50~60%に保ちましょう。

2.暖房器具の使いすぎに注意

ずっと暖房の効いた部屋にいると、肌は乾燥してしまいます。適度に換気する、温かい服装にして設定温度を下げるなど工夫しましょう。

3.お風呂はぬるめで

熱いお湯は肌の水分を保つバリアを流してしまいます。ぬるめのお湯に浸かって温まり、入浴後は保湿をしっかりしましょう。

4.こまめなスキンケアを

乾燥肌を予防するには、肌の保湿をしっかりして皮膚の水分を保つことが大切。自分の肌に合った保湿剤を、こまめに塗るようにしましょう。

肌の乾燥を予防するには、食事によって内側からケアすることと外側から保湿することの両方が大切ですね。

【執筆者】衞藤 敬子/管理栄養士コントラクトフードサービス大手(株)グリーンハウスに入社、社員食堂のメニュー提案や栄養指導業務を経て、2009年「あすけん」に参加。アドバイス作成やサービス開発に携わる傍ら、年間150件以上の栄養指導やプロアスリート選手の食事サポート、セミナーなどを実施。現在はフリーランスに転向し、幅広く活躍。

【参考・参照】 保健指導リソースガイド 冬の肌の手入れ 簡単にできるケアで乾燥肌を緩和 〈http://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2013/003271.php〉(最終閲覧日 2017/4/30)

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