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憧れの世界遺産で結婚式!? 京都で夢がかなう「和婚」が人気

  • 2016.1.30
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「どんな結婚式を挙げようかな。」結婚が決まったカップルには、そんなうれしい悩みがありますね。

ところで、最近“和婚“が人気になっていることをご存じですか?

(c)ri。 - Fotolia.com

鶴岡八幡宮のような有名神社でも結婚式をよくみかけますが、だれでもそんな超有名神社で式を挙げることができるんです。

■結婚式ができる神社

一般の人でも結婚式を挙げられる、超有名神社はいくつかあります。

たとえば、鶴岡八幡宮、上賀茂神社、出雲大社、お寺では比叡山延暦寺、清水寺など。他には京都にある、世界遺産で有名な二条城でも式を挙げることができます。

■仏前結婚式について

「多くの人の中から二人が出会って夫婦になるということは、深い因縁によるものである」という仏教の教えがあります。

仏前結婚式は、仏様とご先祖様に結婚を報告するもの。「檀家でなくてもいいの?」と気になるところですが、檀家とは関係なく全国の有名なお寺などでも、結婚式を挙げることができます。

あまりなじみのない仏前結婚式。どんなことをするのが、挙式の一連の流れについて紹介します。

僧侶が焼香、啓百文(本尊に申しあげる言葉)を読み上げ、結婚報告と加護を祈願する。

念珠(数珠)授与 … 仏前の数珠を、僧侶が新郎新婦に与える。

司婚の辞 … 僧侶の問いかけに答えるかたちで結婚を誓う。

誓いの言葉を新郎が朗読、新郎新婦が焼香する。

誓杯(せいはい) … 新婦→新郎→新婦の順に三口で飲みほす。

親族固めの杯 … 親族も同様に誓杯をする。

法話 … 僧侶からお祝いの説話。全員立ち上がり、合掌。

という流れになります。

■世界遺産 二条城 ウエディングプラン

二条城は、お寺でも神社でもないため、無宗教の式をおごそかにできるのがポイント。

新婦は衣装に十二単を選ぶことができ、京都ならではの和を実感できる、女性にはうれしいプランです。

・進行内容:司会、進行、介添え、水合わせの儀、扇子の儀、結婚誓約書、花嫁車3時間

・演出:雅楽、箏生演奏、茶席

「水合わせの儀」とは、互いの実家からくんできた水を、ひとつの杯に注いで飲む儀式。違う環境で育った2人が結婚して、新たな暮らしをしていくことを表しています。

「扇子の儀」とは、母親の手で、花嫁姿の娘の胸元に扇子を差し込み、花嫁支度を整え送り出すという儀式です。

「結婚契約書(婚前契約書)」とは、ふたりの結婚に関する約束を表現した、法的に効果のある書面のこと。役所に出す婚姻届を書く人もいます。

式終了後、新郎新婦は感謝をこめて、参列してくださった方に折り鶴を渡しながら退場します。

この「折鶴の儀」は、新郎・新婦より、列席してくださった方に感謝の気持ちを込めた、キャンドルサービスのようなものと言えます。

■おすすめポイント

超有名神社は世界遺産に登録されていることが多く、たくさんの参拝者や外国からの観光客などが訪れます。

外国人にとって、日本スタイルの結婚式はめったにみられない、とても貴重な体験。華やかな結婚式をみて、とても幸せな気持ちになってくれます。

式を挙げる方にとってもこれはうれしいものです。

式の予約は直接神社やお寺に申し込まず、ブライダルプロデュース会社にお願いしましょう。

親族だけの少人数挙式を検討している方には、格式の高いホテルでの挙式よりも、費用をぐっと安く抑えられる点もうれしいポイント。

超有名神社でなくとも、毎年初もうでに行く地元の神社などに問い合わせてみるのもいいかも。

あなたなりの和婚スタイルで、一生に一度の素晴らしい思い出を作ってくださいね!

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