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中医薬膳師直伝!冬の風邪対策&カンタン薬膳スープレシピ

  • 2016.1.30
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暖冬だと油断していたら大寒波がやってきたり、気温の変化に体調が振り回されそうな今の時期。気づいたら風邪をひいていた、なんて人も多いのでは? 東洋医学では、冬にひく風邪は「風寒感冒(ふうかんかんぼう)」とよばれ、強い悪寒と発熱、関節の痛みなどを引き起こしやすいといわれています。

忙しい毎日、風邪をひいてなんていられないという方に、今回は国際中医薬膳師の筆者が「風邪予防に効く薬膳スープ」をご紹介したいと思います。

 ■冬の風邪の対策は?

●冬の養生

体調を崩す前に対策をし、元気に過ごせるようにすることを、東洋医学では「養生」とよびます。冬の養生にはこんなことがあります。

・防寒、特に下半身の冷えを防ぐことで、エネルギーを消耗しないように心掛ける

・十分な睡眠

・適度な運動をして、気血の滞りを防ぐ

寒い日が続きますが、高温のカーペットの上で寝るなど、温め過ぎでもいけません。春に発熱を伴う病気(温病/うんびょう)にかかりやすくなるので、極端な温め方は避けましょう。

●風邪予防に効く薬膳食材

冬の養生に良い食材は、内分泌機能とエネルギー代謝を促進する「補陽(ほよう)」、体の水分バランスを取り、全身に栄養を与える「補陰(ほいん)」、体をさまざまな乾燥から守る「潤燥(じゅんぞう)」、「温熱性」の食材です。

補陽……にら、海老、クルミ、羊肉など

補陰……黒ゴマ、山芋、ホタテ、昆布、牡蠣など

潤燥・・・黒豆、豆腐、豆乳、ほうれん草、豚肉、卵、ハチミツ、ごま油、ゴマなど

温熱性……黒砂糖、酢、酒、にんにく、ネギ、生姜、胡椒、かぼちゃ、鶏肉、もち米など

■簡単薬膳スープ3つ

 冬にオススメの食材で作れるスープをご紹介します。

●かぼちゃの豆乳スープ

<材料>

かぼちゃ1/8(じゃがいも1個分くらい)

豆乳 200ml

オリーブオイル、胡椒 お好みで

かぼちゃは電子レンジに5分かけて柔らかくし、オリーブオイルを熱した鍋に入れて粗く潰したら、豆乳を入れてかき混ぜながら加熱。

温まったらお好みで胡椒を振って完成。コンソメを入れても美味しいです。

●ほうれん草と卵の酸辣湯風スープ

<材料>

ほうれん草 1~2株

卵 1個

水 300ml

鶏がらスープの素 小さじ1

酢 お好みで

食べやすく切ったほうれん草をごま油で炒め、水と鶏がらスープの素を加える。煮立ったら溶いた卵を入れて完成。

卵を入れる前に水溶き片栗粉を入れると、とろみがついて温かさが長持ちします。お酢はお好みで足してください。

●ニラと生姜の和風スープ

<材料>

ニラ 3本

生姜 1かけ(チューブでも)

ネギ 2~3cm

醤油 小さじ2

かつお節 ひとつまみ(あれば)

1cmに切ったニラ、小口切りにしたネギ、すりおろした生姜と醤油、かつお節を器に入れ、熱湯200mlを入れて完成。

冷蔵庫にある余り物の野菜や、豆腐などを入れるとボリュームアップしていいですね。普段のスープにもすりごまをプラスするなど、是非アレンジして風邪予防に役立ててくださいね。

(坂本 雅代)