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ママはいくつ当てはまる? 「お金持ちの共通点」チェックリスト12項目

  • 2016.1.28
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【ママからのご相談】

初めまして。上は小6、下は5歳の、男子ばかりを育てる30代の母です。

なかなかママ友には言えない、ちょっとえげつないご相談です。すみません。

夫は平凡な勤め人ですが、やりくりを工夫してそれなりに満足のいく生活ができている方だと思います。

でも、子どもが増えるたびに大変になり、正直ストレスがたまることもあります。

ウチは男の子ばかりだし、自分の子どもたちにはやはり、親より良い生活ができるようになってほしい。

しかし、私の両親も親戚も、節約に精を出す平平凡凡なサラリーマン家庭ばかり。

お金持ちのお手本が、私の周囲にはまったく居ません。

ウチの子にはお金持ちになってほしい! 最近こんなことばかり考えている私は、ヘンでしょうか?

●A. 子どもに教えたい“お金持ちマインド”でママも豊かになれる!?

初めまして、ライターの月極姫です。ちっともヘンじゃないと思います。ただ正直で切実なだけ。

「人間の価値はお金では決まらない」とか「愛はお金では買えない」とかよく耳にする言葉ですが、いずれも貧乏な状態で言ってもひがみにしか聞こえません 。

やはり、ある程度豊かになってこそ「お金だけが人生ではない」という言葉にも重みが出てくるのではないでしょうか?

人生において、金銭的に豊かになることはとても重要ですよね。

しかし残念ながら、現時点で筆者自身がお金持ちではないので「こうすればお金持ちになれるよ!」と胸を張ってお伝えできるメソッドはないのです(涙)。

でも、「わが子には親を越えてほしい」と願う気持ちはご相談者さまと一緒です。

幸い読書量だけは人並み以上を自負しているので、今までに読み漁った関連文献の中から、親子で身につけていきたい“お金持ちになれるマインド”をご紹介していきます。

まず前提として、「私は貧乏だけど、子どもには豊かになってほしい」という発想には無理があります。

自分自身がうまく泳げない者に、水泳指導はできません。

「子どもと一緒に豊かになるマインドを身につけよう」というのがスタート地点ですので、そのつもりで次項を読んでいただければと思います。

メソッドというより、総資産3億円以上の資産家たちの特徴を羅列したものです。

●ママはいくつ当てはまる? お金持ちの共通点12項目

それでは、いきなり結論から行きましょう!

世のお金持ちの皆さんは、驚くほど多くの共通点を持っているようです。

当てはまる項目が多いほど、あなた自身の“お金持ちになれる素質 ”も高いと言えるでしょう。

お子さんたちもそれぞれ個性が出てくるころですが、まだまだ可塑性が高く、教育次第でこれから変わっていくはず。

まずはママが、お金持ちマインドを身につけてお子さんのお手本になることが大事です。

さて、いくつ当てはまりますか?

●(1)極めて社交的なのに、つるんだり派閥を作らなくても平気

要するに“精神的に自立しているか否か ”という部分だと思います。

驚くべきことに、幼少期からこうした傾向が見られる子は結構います。

明るくてあいさつもきちんとでき、けっこう人気者なのに人にベッタリ依存することがない。

こういう子は物心つくに従って、クラスや部活動でリーダー格になっていくことが多いです。

ウチの子だ! と思ったママさん、期待大かもしれません(笑)。

●(2)しゃべるのも好きだが、人の話を聞くのはもっと好き

お金持ちは単なる出たがりではなく、他の人の話を謙虚に聞く傾向 があります。

時代感覚に優れていて、良いものを柔軟に取り入れていくのも特徴です。

ママ友に「聞き上手だね」と言われることがあるあなた。◎です。

●(3)人と自分をいちいち比べない

友だちと自分をひそかに比較して、劣等感を感じたり優越感を抱いたり。

他人に価値基準のものさしを置く人は自分に“軸”がなく、つねにフラフラしています。

いわゆる“ブレない人 ”の方が豊かになりやすいということでしょう。

●(4)違うタイプ、違う生き方にアレルギーを起こさない

自分と違うタイプに冷たく当たったり、人をさげすんだり差別したりする人もまた、お金と縁ができにくいのです。

「世の中にはいろんな生き方がある」ということを前提に、誰にでもフェアに接する姿勢 が大切ですね。

●(5)人には親切にして当然と思っている

常日頃から、困っている人や助けを求めている人に寛容な姿勢を示すのもお金持ちの特徴です。

べつにお金をばらまくというのではなく、ちょっとした助言をしたり、話を聞いてあげるなど、忙しくても時間を割くのがお金持ちマインドです。

確かに、豊かな人には、「自分のことで精いっぱい」という余裕のないイメージがありませんよね。

●(6)お金の話題をあまり出さない

意外に思われるかもしれませんが、お金持ちはお金そのものの話をあまりしません 。

逆に彼らから見ると、いつも家計やお金の話をしている人たちは「お金で困っているんだな」という目で見られてしまうようです。

仮にお金に困ることがあっても、誰にでもぺらぺらしゃべるのではなく有力者に相談する、または挽回策を練って行動に移すのがお金持ちへの道です。

●(7)基本は節約家、しかし価値を感じることには惜しみなく投資

「お金持ちはケチ」という偏見もあるようですが、ケチなのではなく節約家 なのです。

お金持ちであっても日用品は底値買いする人は多く、その代わり本当に価値を感じる物事には大胆に投資します。

筆者は雑誌のライターをしていた20代のころに、某社のメディアプロデューサーから漫画家の鳥山明先生に対面したときの話を聞いたことがあります。

鳥山明さんといえば、“地元に専用道路がある”という都市伝説があるほどの成功者ですが、ご本人はじつに安っぽい、ノーブランドのヨレヨレの服を着ていて、前述のプロデューサーと会う際にボロボロのカローラに乗って現れたそうです。

そして驚くほどの腰の低さに、どうしてよいかわからなかったとか……。

もう20年近く前の話なので、現在の鳥山先生がどのような感じなのか察しもつきません。

ただ、おそらく当時の鳥山先生にとって“服”“ファッション”“車”“立場”は価値を感じない、どうでもよいアイテムだったのでしょう。

だれもが認める高額納税者であっても、やたらブランド品を買い込むわけではなく、お金をつぎ込む分野を選びに選ぶわけです。

鳥山先生が何に“投資 ”していらっしゃるのか、筆者は今も気になってしかたがありません。

●(8)お財布の中がきちんと整理されている。また、トイレがつねに清潔に保たれている

レシートがあふれていたり、お札がそろっておらず折れ曲がってグチャグチャのお財布。お金持ちにはありえないものです。

また、なぜか“トイレが美しい”というのも不思議な共通点であるようです。

トイレに象徴される“目立たないところ ”にまで整理整頓が行き届いてこそ、頭の中も整理整頓されるということでしょうか。

日頃のお掃除に張り合いが出ますね!

●(9)稼ぐ>貯蓄。ためるより稼ぐことへの関心が高い

女性はどうしても貯蓄の方が得意な傾向がありますが、あまりためこんで“流さない”というのもジリ貧になってしまう原因の1つであるようです。

使うべきときには使う、その分稼げばよい 。守りに入り過ぎず、きっちり攻めていくのもお金持ちの特徴なのです。

副業を持っていたり、複数の収入口をキープしておくのも賢い戦術です。

●(10)視野が広く、知識量が多い

世界中で起きている痛ましい出来事から、目をそらさないのも資産家の特徴です。

およそ地球上で起きるすべてのことは、少なからず自分にも関係のあること。

そう思えば、関連知識を集め、調べ、歴史、政治、経済と視野は自然に広がっていきます。

資産家が最終的なゴールを“寄付”“ボランティア”に据えているケースも多く、本当に支援したい団体や運動には協力を惜しみません。

自分と自分の家族だけのことを考える人より、大局的な目で“人のため ”を思って行動する人に、お金も物もよく集まってくるということでしょうか。

●(11)困難に見えることにチャレンジする方である

お金持ちは基本的に手堅い立ち位置にいるイメージがありますが、時に大胆な行動に出るのが共通点です。

一般的な視点でみれば「リスクが高い」「前例がない」「やめた方がいい」と思える場合であっても、総力を結集して挑む瞬間があります。

●(12)時間の使い方が整然としている

お金持ちも仕事ばかりしているわけではなく、むしろ遊んだり楽しんだりするのがとてもスマートで上手です。

疲れたり、思考が行き詰まったら上手に時間を作ってパッと旅行に行ったり、体を休めたりします。

ただし、“だらだら”休んだり遊んだりしない のが特徴です。

たとえば最近では携帯ゲームにハマる人も多いですよね。

資産3億とまではいきませんが、筆者の身近にいる某お金持ち女性は“気になるところ”“難しいところ”“面白そうなところ”をクリアしたらパッとやめてしまい、次に面白そうなゲームが登場するまで見向きもしません。

彼女にとっては、困難な部分を切り抜ける作業は快感だけれど、長々とバーチャルの世界に居座って勝ち負けにこだわるより、現実世界で勝つことの方がよほど重要だからです。

頭の中を割って見ることはできませんが、整然とした時間割(ただし修正の効くもの)があるのだろうなあ、と思います。

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“お金持ちマインド”はどれも前向きで建設的で、自分だけではなく周囲も巻き込んで向上していこうという性質のものばかりです。

お子さんが小さいうちから、パパ、ママもこうしたマインドを身につけ、一緒に成長していくのはいかがでしょうか。

【参考文献】

・『森永卓郎の経済なんでも相談室』森永卓郎・著

・『知らないと損する 池上彰のお金の学校』池上彰・著

・『借りのある人、貸しのある人』フランチェスコ・アルベローニ(著)

・『「対面力」をつけろ!』齊藤孝・著

・『お金持ちになるのは、どっち!?』田口智隆・著

●ライター/月極姫(フリーライター)

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