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マッサージ必須? ブーツが「ふくらはぎのむくみ」を悪化させるワケ

  • 2016.1.26
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【女性からのご相談】

この時期は、毎日ロングブーツを履いています。ただ、朝は難なく履けるのですが、脱いだり履いたりしているうちに、午後になるとだんだんふくらはぎの部分がきつくなってきます。

冷え性なので、防寒のためにとロングブーツを履いているのですが、なぜむくみがひどくなるのでしょうか。どうすればむくみが改善されるのか対策を教えてください。

●A. ブーツがむくみを悪化させている可能性があります。気づいたときにふくらはぎのマッサージをして血行を良くしましょう。

ご相談ありがとうございます。健康・美容ライターのMAKIです。

冬になると足がむくむ、ロングブーツの筒の部分がきつくなるという女性が多く見られます。

これは、第二の心臓 とも呼ばれるふくらはぎの筋肉の動きが悪く、血流が滞っているためです。

また、ロングブーツはふくらはぎの筋肉の動きを制限してしまうため、むくみを増長させてしまうとも言われています。

今回は、足のむくみが起こる原因、ロングブーツがむくみに与える影響、そしてこれらの改善法についてご紹介していきましょう。

●足のむくみが起こる原因

“むくみ”とは、血液やリンパ液の流れが悪くなったことで血液中の水分が細胞間に染み出し、皮膚の下にたまって水分量のバランスが崩れている状態のことをいいます。

むくみが起こる原因としては、

・塩分や水分の取りすぎ

・アルコールの摂取

・体の冷え

などが代表的です。これらが原因で、血液の流れが悪くなったり、水分量のバランスが崩れたりして、むくみが生じます。

また、寒い時期は、体が冷えることで血流が悪くなり、むくみを生じる ことがあります。

●足のむくみとロングブーツ(ブーツ)の関係

ここまで、足のむくみの原因について、いくつかご紹介してきましたが、ロングブーツがむくみの悪化を招いている可能性があることはご存じでしょうか。

むくみの原因の一つである“体の冷え”をカバーするために、ロングブーツやブーツを履く女性が増えています。

しかし、実はそのことが足のむくみを悪化させる原因となっている場合があるのです。

体中をめぐる血液の流れを調整しているポンプ役といえば、心臓ですが、心臓だけでは末端の血液までうまく循環させることができません。

そこで、ふくらはぎの筋肉が重要となってきます。ふくらはぎは“第二の心臓”とも呼ばれ、ふくらはぎの筋肉と足首の動きは下半身の血液を心臓まで戻すという大切な働きがあるのです。

しかし、ロングブーツやブーツを履くことによって、ふくらはぎと足首の動きが制限されてしまう ので、下半身の血流が滞ってしまい、むくみを悪化させてしまいます。

ただでさえ寒さによって血流が悪くなりやすい時期にブーツを履くことで、さらにむくみやすい状況を作り出してしまっているのです。

●足のむくみ改善法

足のむくみを改善・予防するには、ロングブーツやブーツばかりを履かないことです。

足首やふくらはぎの筋肉を無理なく動かせるように、歩きやすい靴を履く日も設けるようにしましょう 。

ふくらはぎの筋肉をしっかり動かすためには、歩幅を少し大きめにしてよく歩くことも大切です。

帰宅したら、毎日寝る前にふくらはぎを下から上に向かって丁寧にマッサージして、ほぐしてあげましょう。

また、冷え性の方は、体を温める働きのある冬野菜を積極的に摂取するのもおすすめです。

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いかがでしたか。今回は、この時期お悩みの多い足のむくみについてご紹介しました。

冷え性の方は、ロングブーツで寒さ対策をされる方も多いですが、かえってむくみを悪化させてしまうこともあるので、ロングブーツを履いた日の夜は、しっかり足のケアを行うようにしましょう。

【参考リンク】

・リンパマッサージダイエット | 銀座ナチュラルタイム(http://www.naturaltime.jp/diet/1min-lympha-massage-diet2.html)

●ライター/MAKI(健康・美容ライター)

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