レバー、ほうれん草より断然コレ!貧血に効く「意外な食べ物」3つ

貧血に悩んでいる女性は多くいる一方で、「生理の時だけだから」「忙しくて貧血くらいで病院に行く暇がない」と貧血を理由に病院に行く人は非常に少ないのが現実です。

また、“貧血イコール鉄分不足”だと考え、鉄分の入ったサプリメントや鉄分が多いといわれる小松菜やほうれん草をスムージーで摂っているという人も多いでしょう。しかし、貧血は鉄だけではなく“他の栄養分の不足”が原因になることも。

そこで今回は、栄養学のスペシャリストである筆者が、貧血に効く“意外な食べ物”をご紹介します。

 

■1:豚ヒレ肉

「えっ、レバーじゃないの?」と思われたかもしれませんが、野菜中心の食生活を心掛ける健康志向の女性が貧血になった場合、タンパク質が不足している可能性があります。タンパク質はヘモグロビンの原料となるとても大切な栄養素です。

しかも、豚ヒレ肉にはタンパク質だけでなく、赤血球をつくるために不可欠なビタミンB群も多く含まれます。脂肪も少ないため、カロリーが気になる女性にもうれしい食材といえるでしょう。

 

■2:ローズヒップティー

ビタミンCは鉄の吸収を助けてくれます。そのため、食後のお茶やコーヒーの代わりに“ローズヒップティー”を飲むのがオススメ。一般的に熱に弱いとされているビタミンCですが、ローズヒップに含まれるビタミンCは他の有用成分によって熱を加えても壊れにくいといわれています。

ちなみに、市販されているローズヒップティーは、ハイビスカスとのブレンドがほとんどです。あの酸味が苦手な人はハイビスカスがブレンドされていない純粋なローズヒップをチョイスすると美味しくいただけるでしょう。

 

■3:あさりの水煮缶

やっぱり鉄分の摂取不足が気になる……という人は、お手軽なあさりの水煮缶がおススメ。実は、鉄にはヘム鉄と非ヘム鉄という“鉄の吸収率”が異なる2種類があります。

残念ながら、ヘルシー志向の人が鉄分のために摂っている小松菜やほうれん草に含まれる鉄は“非ヘム鉄”という吸収率の低いものです。

一方、あさりの水煮缶は吸収されやすい“ヘム鉄”を含んでいます。そのうえ、含有量は牛レバーが100g中4.0mgなのに対して37.8mgと桁違いの多さ。

汁ごと炊飯器に入れてご飯を炊くだけで、美味しいあさりご飯が簡単につくれます。炭水化物を避けたい人は、大根おろしで和えて食べれば大根のビタミンCがあさりの鉄分の吸収を助けてくれてさらにいいでしょう。

 

いかがでしたか? もし鉄剤やサプリメントを摂ってもあまり効果を感じられないのなら、タンパク質やビタミンが不足しているのかもしれません。「貧血だから鉄!」と決めつけずに、タンパク質やビタミンCを摂取してみることをオススメします。

【著者略歴】

※ SAYURI・・・長年の医療業界での経験を生かし、健康管理士、食育インストラクター、心理カウンセラーとして執筆活動や講演活動をする傍らNPO法人予防医療推進協会の理事長も務める。

【画像】

※ Sea Wave / shutterstock

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