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座布団とちゃぶ台のある古民家カフェ。身体にやさしい手づくりのごはんやスイーツでほっとひと息。

  • 2016.1.25
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築60年ほどの木造長屋をそのままカフェにした、JR難波駅近くにある「一心茶房」。玄関で靴を脱いで、座布団に座り、ちゃぶ台でおいしいごはんやスイーツがゆっくり食べられるお店です。 都会にいることを忘れさせてくれる空間で、のんびり過ごしませんか?

細い路地裏に佇む町家風のお店

JR難波駅を東側から地上に出て1分ほど歩くと、マンションやカフェが並ぶ通りに「一心茶房」と書かれた小さな看板が見えてきます。それを目印にして細い裏路地に入ると、すぐ右手に古民家カフェ「一心茶房」があります。

扉を開けて玄関で靴を脱ぎ店内に入ると、1階はこちらで作っているお菓子や作家のアクセサリー、器などが所狭しと並ぶ「雑貨とおやつのお店」になっています。

その奥にある階段を上ると、ちゃぶ台に座布団、味のある棚などが置かれていて、まるでおばあちゃんの家にいるような感覚になります。

オーナーは「静かでほっとできる場所を作りたい」という想いで、10年前にこのお店をオープンしました。 築60年の古民家を活かした温かみのある空間には、オーナーが古道具屋で一点一点選んできたインテリアや雑貨、お気に入りの本などがあちらこちらに。

オーナーの想いの通り、都会にいることを忘れさせてくれるカフェとして、お客さんから親しまれています。

家庭の味が食べられる日替わり定食

ランチタイムのおすすめは、バランスの取れた家庭の味が楽しめる1日15食限定の「日替わり定食」(800円)。野菜をふんだんに使ったおかず3品、汁物、ごはん、漬物が、木のお盆で運ばれてきます。

お客さんが毎日食べても飽きないようにと、同じ料理の組み合わせはしないのだとか。そのため、今日は何を作ろうかと、母のような気持ちで毎朝メニューを考えるのだそう。

また少しでも季節や旬を感じて欲しいと、1月は七草粥、節分にはいわし料理など、「日替わり定食」で日本の行事を味わうこともできます。そんな心のこもった家庭の味を楽しめることが、この「日替わり定食」のおいしさの秘訣かもしれませんね。

和の空間でこだわりのスイーツを

こちらでは、手づくりのケーキやプリン、焼菓子なども人気。なかでも、めずらしい味がたくさん揃う「蒸しぱん」(180円~)は全40種類のラインナップの中から、毎日10種類ほど作られています。

金柑の甘酸っぱさがアクセントになったチョコチップたっぷりの「金柑チョコ」(230円)や、甘いドライチェリートマトの食感がそのまま残っている「チェリーとまと」(230円)、カマンベールチーズを白みそ風味の生地で包んだ「白みそカマンベール」(250円)など、どれも口の中で楽しさが広がるものばかり。

ふわふわの「蒸しぱん」は、保存料はもちろん、卵や乳製品もほぼ使わずに作っているので、安心して食べることができるのもうれしいですよね。1階で買うことができるので、おみやげにいかがですか?

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