1. トップ
  2. 恋愛
  3. 結婚式の謝礼と心づけ、「いつ・だれに・いくら」渡せばいい?

結婚式の謝礼と心づけ、「いつ・だれに・いくら」渡せばいい?

  • 2016.1.24
  • 7697 views

結婚式当日に謝礼や心づけといったお礼を、お世話になった人などに渡すのはマナーです。でも、当日はどうしてもあわただしく、渡せるタイミングが限られてくるもの。

© IVASHstudio - Fotolia.com

渡しそこねることがないように、いつ・だれに渡せばよいのかを事前に頭に入れておきましょう。

■謝礼や心づけの意味合いとは?

結婚式には親族や友人、会社関係の方々などたくさんの人がふたりのために集まってくれます。わざわざ集まってくれた感謝をこめて、おいしい料理やさまざまな魅せる演出でゲストをもてなすわけです。

ただし、なかには足を運んでもらうだけではなく、披露宴の演出のために前もって準備をしてきてもらうゲストもいますよね。たとえばスピーチや余興です。そういった特別なお願いごとをした方に対しては、謝礼というかたちでお礼をする必要があります。

また、心づけは結婚式当日に丸1日お世話になるスタッフに向けて「よろしくお願いします」という意味で渡します。

意味合いがわかったところで、具体的な金額をを説明します。

■謝礼・心づけの目安金額

謝礼も心づけも、金額のおおまかな目安は3,000円から6,000円です。いくら渡さなければならないという決まったルールはとくにないので、実際のところ3,000円も包まないカップルもいれば、1万円を包むケースもあるようです。

しいていうなら、よくみられる額は3,000円以上6,000円未満というところ。この金額を目安に、自分たちのためにどのくらいの時間をさいてもらったか、感謝の気持ちを加味して決めるのがよいでしょう。

■謝礼はなにかお願いごとをしたゲストへ

謝礼はゲストに渡します。しかし、お願いしたことがらや役割によって渡すのにちょうどよいタイミングがことなるもの。タイミング別に紹介します。

・事前に…披露宴のスピーチ・余興などをお願いした方へ

スピーチや余興といった披露宴を盛りあげるための催しをお願いしたゲストには、当日ではなく、打ちあわせの段階で渡してしまうのがオススメです。

もちろん当日の披露宴後でもかまいませんが、当日はバタバタとしやすいもの。事前に渡しておくと、少し楽になります。

・受付前…受付をお願いした方へ

当日、ゲストの受付がはじまる前に渡しましょう。ただし、新郎新婦からではなく、両家両親から渡すのが一般的です。

・受付時…主賓・当日遠方からきてもらう方へ

主賓や遠方からのゲストには、表書きをお礼ではなく「お車代」として渡します。主賓には、もらったお祝いと同額を包み、遠方からのゲストには交通費と宿泊費を包むのがマナーです。

こちらもふたりから手渡しするわけではありません。主賓には両親からそっと渡すようにしてもらい、遠方からのゲストには受付係から渡してもらうように事前にお願いしましょう。

・2次会後…2次会の幹事をお願いした方へ

2次会終了後に、新郎新婦から手渡します。

■心づけはお世話になったスタッフの方へ

当日お世話になるスタッフには、アテンダー(介添人)や美容・着付師、バンケットサービススタッフ、そして司会者やカメラマンなどがいます。

スタッフへは当日、最初に顔を合わせたときに渡しましょう。バンケットサービススタッフは人数が多いですから、キャプテン(責任者)に「みなさまで」と渡します。

プランナーには最後に渡すと、「本日までありがとうございました」という気持ちが伝わりやすいのではないでしょうか。

当日に慌てないよう、式や披露宴の流れをイメージして、謝礼や心づけを渡す機会を見きわめておいてくださいね。

(Y. NISHIKAWA)

の記事をもっとみる