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反省していては恋はうまくいかない

  • 2016.1.24
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恋愛に反省という言葉は似あわない。わたしはどうしてあんな男を好きになってしまったのだろうとか、どうして別れてしまったのだろうと反省する必要もなければ、反省するほどのことでもないものです。

■そもそも反省って・・・

そもそも反省って、「適当に物事にひと区切りつけること」だったりしますよね。仕事でなにかミスをしたら始末書を書いて反省しなさい、という決まりのある会社というのは、いちおうタテマエとして、トラブルにひと区切りつけてしまって、なかったことにしちゃおうぜ・・・・・・という意図だってあるわけです。

始末書がないと上司のさらに上の上司が納得しないからとか、対外的に取引先にメンツが立たないからとか、まぁ、古くは学校時代から、反省というものはそういうニュアンスを帯びているものでしょう。

「失敗したやつを教育してやろう」みたいな雰囲気をまとっている「反省」という言葉・・・・・・ろくでもないものです。

でも、恋愛を含むあらゆる物事についてまわるトラブルって、本質的には言葉で区切ることができないなにかを持っているものです。

ダメな男を選んで付き合ってしまったわたしを反省したところで、「わたし」は、このあとも延々と生き続けなくてはならないでしょう?反省したからといって、急に人格が望むふうに変わるわけでもないでしょう?

それに反省してしまったら、相手にすごく失礼でしょう?あのとき、あの場所にわたしが行かなければ、ダメな彼と出会うこともなく、よってダメな彼と付き合うこともなかったのに・・・・・・

彼と出会った当時のあたしを反省して、明日からもっと品行方正に生きよう・・・・・・こんなふうに反省したら、彼がかわいそうじゃない。彼に失礼じゃない。

■出会いは意味を持っているから

よく言われるように、出会いは意味を持っています。とくに恋愛という、自分の意思で相手を選べる行為は、すべからく意味を持っています。その意味が分かっていないから「とりあえず」反省する・・・・・・こういうことではないかと思います。

当然、その「意味」なんて、すぐには分からないものです。たとえば彼と別れてすぐに、自分と彼はなぜ出会ったのか? とか、なぜ付き合って別れることになったのか?という問いに答えなど出せないでしょう。

でも、後年、その意味が分かるときがきます。なぜわたしはあんなにダメな男と出会ってしまったのか? なぜダメな男と恋に落ちたのか?

すべてのことに意味があります。その意味を、しんどいかもしれませんが、答えが出るまでずっと考え続けること。これが、のちのち、恋がうまくいく秘訣です。意味が分かるというのは、自分を知るというのとおなじことだからです。

■本当に大切なことは意味を持たない

そして、意味をずっと考え続けていると、人生において本当に大切なことは意味を持たないという、ごくシンプルな事実に突き当たるでしょう。そのときが、だれかに感謝できる瞬間です。

あなたがしきりに付き合ったことを反省したダメな男に感謝できる瞬間です。そのとき、あなたは、ダメな男のことをもうダメな男とは呼ばないでしょう。

みんな、ろくでもない恋をしつつ、やがて歳をとり、自分が生かされている意味を知るんだなあ・・・・・・あのときの彼も、きっとどこかの街で生きている意味を知って、元気に生きていてくれたらいいなあ・・・・・・。

こう思えるようになれば、元カレは他人よりも遠い存在となり、本当にひとつの恋が終わりを迎えます。

恋の終わりを、ふたつの目で見届けると、きっと、恋がちょっとばかりうまくできるようになるでしょう。物事を、責任をもって最初から最後までやりきるというのは、そういうことでしょう。(ひとみしょう/ライター)

(ハウコレ編集部)