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1つでも当てはまればアウト!どんどん「腸が老けるNG習慣」3つ

  • 2016.1.23
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肌のターンオーバーは28日で行われることが理想とされているように、人間の身体で起こっている“新陳代謝”には、それぞれ理想の周期があります。

しかし、その速度は加齢とともにどんどん遅くなっていってしまうのです。新陳代謝の周期が長くなればなるほど、古い細胞が長く居座り老化を引き起こしてしまいます。

そしてその周期の長期化は、“全身の美と健康を司る”といわれている“腸”にも当てはまるのです!

そこで今回は、予防医療推進協会理事長を務める筆者が、ついやりがちな“腸の老化を促進してしま”悪い習慣”をご紹介します。

 

■理想の「腸の新陳代謝サイクル」は5日間

新陳代謝の周期はさまざまです。肌が理想である28日だとすると、血管や肝臓は約2か月、骨は約2年と比較的長い期間をかけて新陳代謝をしていきます。

しかし一方で、生きるために必要な栄養素を消化・吸収する器官は新陳代謝の期間がとても短く、胃と大腸は約5日、小腸はたったの2日という短いスパンで細胞が入れ替わります。

この新陳代謝の周期が長くなるほど、古い細胞が長く居座り老化という現象を引き起こしてしまうのです。

 

■どんどん「腸が老けるNG習慣」3つ

(1)仕事、家事、育児とフル活動

朝から晩まで、仕事や家事、育児に追われていると、休みたくても休むことができず疲れをため込みがち。体に疲労をため込むと、肉体的にも精神的にもストレスが大きくなり自律神経のバランスが狂い体温低下や、血流障害が起き、老廃物がうまく排出されず腸の老化が促進されてしまいます。

たまには、家事がたまっていようが仕事が気になろうが「今日は体を休める!」と決めて、しっかり休養を取りましょう。1日くらいすべてを人に任せても、案外大丈夫なものです。

 

(2)寝る前のスマホやDVD鑑賞

ついつい遅くまでSNSやネットサーフィン、をしてしまうという人もいるでしょう。「深夜じゃないと楽しむ時間が取れない!」ということなのかもしれませんが、夜遅くまでディスプレイを眺めていると睡眠の“質”が悪くなります。

そうすると、睡眠中に分泌される成長ホルモンが減少し、腸の老化を促進してしまうのです。眠る前にディスプレイから離れる時間を確保できるよう、予めスケジューリングした生活をしたいものです。

 

(3)低体温さん

冷えが美容に良くないことはご存知の方も多いはずですが、それは腸にも当てはまります。体温が低いと内臓臓器の働きが低下してしまうのは想像に難くないでしょう。

体を温めるためにショウガやココアを摂ってはみるものの続かず、比較的カンタンに実践できる入浴までも、忙しいからといってままならない人もいます。これでは、外からも中からも体を温めることができません。

ここでオススメなのが、“貼るタイプ”のカイロを使用するなど、時間を取らなくても体を温める方法はあるので、自分に合った方法で温活をしてくださいね。

 

いかがでしたか? ストレス、睡眠不足、冷え……当たり前のあことだと思われるかもしれません。しかし、知っているのと改善のために行動しているのとでは全く別物です。腸の老化は全身の老化を促進してしまうので、いつもよりちょっと意識して行動してみてくださいね!

【著者略歴】

※ SAYURI・・・長年の医療業界での経験を生かし、健康管理士、食育インストラクター、心理カウンセラーとして執筆活動や講演活動をする傍らNPO法人予防医療推進協会の理事長も務める。

【画像】

※ Dean Drobot / shutterstock

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