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食材クイズで興味を引く!? 子どもを「料理好き」にさせるアイデア3選

  • 2016.1.22
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【ママからのご相談】

小1の娘に、はじめて包丁を持たせてみようと思っています。

料理に興味が持てるような、楽しくて、基本をしっかり教えられるいい方法があれば教えてください。

●A. “知る喜びと驚き”も教えてあげましょう!

こんにちは。ご相談ありがとうございます。ママライターのamuです。

料理ができると、健康面でも経済面でもいいことばかり。食べる喜びだけではなく、作る楽しさも教えたいですよね。

はじめて料理に挑戦するお子さんに、「ママってすごい!」「料理って簡単!」と思ってもらえたら最高!

『家事に前向きで手伝いをよくする子どもは、時間を有効活用するのが上手、勉強時間が長く、テレビを見る時間が少ない傾向で、自己に対する評価は高く、将来についても、「よい父・母になれる」「幸せな家庭がつくれる」という回答が多い』という調査結果も出ているそうです。

女の子なら、昔から“胃袋をつかむ” という言葉があるように、女子力アップにつながるメリットも。

わが家も、外食は楽チンでおしいくて大好きですが、娘にはなるべく料理を教えるようにしています。

その方法を、いくつかご紹介したいと思います。

●子どもを料理好きにさせる方法3選

●(1)実物や写真を見せて食材クイズ!

オクラは星形に切れているものしか知らなかったり、きのこは、しいたけもえのきもしめじも、全部きのこと呼んでいたり……。

ジャガイモと里芋の違いがわからなかったり。

ほうれん草と小松菜チンゲン菜や、レタスとキャベツも見分けがつかないことが多いようです。

作る前に野菜を見せて、「これな~んだ?」とクイズを出す と、子どもは喜びます。

スマホで画像検索するのもいいし、スーパーで野菜を手に取ったときに名前を聞くのもいいと思います。

『サラダバーで教えると、きれいに並んでいて目にも楽しいし、めずらしいビーツやアルファルファなどの野菜もあって盛り上がる。子どもが興味津々で全種類取っていた』(30代ママ)という声も。

食材の名前を覚えることで、「サラダにはレタス、炒め物にはキャベツ、鍋には白菜なんだな」などのだいたいのパターンもつかみやすくなりますよね。

●(2)簡単な作業をさせる

・プチトマトやイチゴのヘタをとる

・レタスやキャベツの葉をちぎる

・タマネギの皮をむく

・エンドウ豆のスジ、ピーマンの種をとる

・エノキやシメジをバラす

・生地や卵をまぜる、こねる

・餃子やシュウマイなど具を包む

子どもは、盛り付ける、切るなどの作業も大好き。サラダを作ってもらったり、ご飯をよそうのをお任せする のもオススメです。

切る作業は、ピーラーや子ども用包丁から徐々に慣らし、バナナなどのやわらかい果物、キュウリなどそのままでも切りやすいものをお願いしましょう。

混ぜ続けるなど根気が必要な地味目な作業や、危険な揚げる作業はママがしましょう。

・食事前後のテーブル拭き

・お箸や食器を並べる

・料理を配膳

・食器洗い

これも料理の一環。

お手伝いさせることで、外食のときにこぼさないように気を付けるようになったり、米粒を残さないようになったりして、とてもよかったです。

●(3)同じ食材で5品作る

【豚肉、じゃがいも、人参、玉ねぎを使います】

・鍋を3つ用意し、食材を切ったら味付けを変えて……茹でる、煮る、揚げるなどの作業を。

●ー(a)カレー

ルウと隠し味の調味料(醤油、ケチャップ、牛乳、すりりんご、ウスターソース、ケチャップ、はちみつ、ヨーグルト、コーヒー、バター、チョコレートなど)

●ー(b)豚汁

だしと味噌

●ー(c)肉じゃが

酒、みりん、醤油(お好みで、ショウガ、ゴマ油)

●ー(d)コロッケ

じゃがいもをアツアツの状態でつぶし、塩コショウ(お好みで、ナツメグ、バター)小麦粉→溶き卵→パン粉をつけて揚げ、ウスターソース

●ー(e)ポテトサラダ

こちらも、じゃがいもをつぶし、お酢、マヨネーズ、塩コショウ

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豚汁にはゴボウやこんにゃくを入れたい、ポテトサラダにはきゅうりやハムがないと歯応えがないわ、コロッケは挽き肉だし、肉じゃがは牛肉で……。

いろいろ入れたいものはありますが、「同じ食材でこんなに作れるんだ!」というシンプルな驚きと、「料理って意外と簡単かもしれない! できるできる!」という自信をつけることも大事 かなと思います。

野菜を切る量が膨大ですが、作ってしまえば冷凍保存できるので、頑張りましょう!

できたら、まず用意したいのはかわいいエプロン! ママのものを貸してあげるのもいいと思います。

「○○ちゃんのトロトロ煮込みカレー」などと、名前をつけてあげると喜びます。楽しくおいしく、明るい食卓を!

【参考リンク】

・「子どものお手伝い」調査結果 | 花王株式会社生活者研究センター(http://www.kao.co.jp/lifei/info/110804/)

●ライター/amu(ママライター)

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