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ヨーロッパ発♡食べ過ぎ、安眠…「症状別に飲みたいハーブティー」3選

  • 2016.1.18
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気候が温暖なイタリアは、たくさんの薬効成分のある草花が生育しています。そのこともあり、イタリア人にとってのお茶といえば“ハーブティー”です。手近な薬草を煎じてお茶にして飲むという風習は日本にもありますね。

また、イタリア語ではハーブティーのことをティサーナというのですが、これは“健康なお茶”という意味なのです。体の不調を解消する手段としても一般的に飲まれています。

そこで今回はイタリア在住の筆者が、症状に合わせて選べるオススメハーブティーをご紹介します。

 

■ハーブティーは「体の不調」を解消してくれる

ハーブティーで体の不調を解決したいのであれば、ハーブ専門店“エルボリステリア”で調合してもらうのが一番。とはいえ、それは日本ではなかなか難しいので、市販されている商品の中からお好みの香りや味を選びましょう。症状別に各種ハーブをミックスしたものも売っていますよ。お茶は洗って飲むことができないので、できるだけオーガニックのものを選ぶと安心です。

 

■症状に合わせて選んで!おすすめ「ハーブティー」

3選

(1)フェンネルティー

日本ではあまり一般的ではないかもしれませんが、デトックス効果ナンバーワンなのがこの“フェンネルティー”。食べ過ぎ、飲みすぎたあとの消化を助けてくれます。胃腸を整える効果が高いので、お腹にガスがたまっている……といった不快感も解消できますよ。

(2)カモミールティー

イタリアではどこの家にも必ずあるハーブティーがカモミールティ。“子供にとっての最初の薬”という異名があるほど万能なお茶。特に気持ちを落ち着け、リラックスさせる作用が抜群で、寝る前に飲むと安眠できることはイタリア人にとっては常識です。

また、鎮痛作用、抗酸化作用、消炎作用、さらには消化機能を整える作用もあり、まさしく“万能茶”です。夕食後のカモミールティは、胃腸の調子を整えてくれます。

 

(3)ハイビスカスティー

ビタミンやクエン酸を多く含み疲労回復や美肌に効果的で、イタリアでは昔から人気のハーブティ。利尿作用や便秘解消にも効果的で、飲みすぎ食べすぎの季節には欠かせません。

 

いかがでしたか? ドライハーブを使う場合は、指で少し揉んでからお湯をそそぐと香りが広がりますよ。甘みが足りないなら、はちみつを入れて飲むのもオススメ。優しい甘みとはちみつの持つビューティーパワーが加わってさらに効果的です。お茶を飲むような感覚で生活にハーブティーを取り入れてみてくださいね。

【著者略歴】

※ KOKO ・・・大学時代に訪れたローマでイタリア料理の魅力にふれ、会社勤務ののちイタリア留学。その後イタリア人と結婚。専業主婦としてイタリア家庭料理の研鑽に励む。妊娠・出産を通し、食の大切さを再認識し、スローフードライフを実践。現在は2人の子どもの子育てを中心に、観光業、翻訳業、そしてイタリアのカルチャー、ライフスタイルについても情報発信中。

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