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夫のお小遣いはキープ! 先輩パパママに聞く“家計のコストカット”術

  • 2016.1.18
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【女性からのご相談】

20代の女性です。もうすぐ結婚します。結婚後すぐに子どもを作りたいので、主婦を希望しています。

結婚相手も同い年で安月給なので、収入に不安があります。「パパになるんだから」と小遣いを減らす方向で考えていますが、やっぱり文句を言われるものでしょうか。

●A. 安易なお小遣いカットは、パパの仕事・家庭へのモチベーションを損ないかねません。

パパライターの矢山ユースケ@育休中です。

新生銀行が毎年行っている調査結果によると、2015年の『パパのお小遣い』の平均は、『37,642円』で、『前年比1,930円減少。1979年の調査開始以来、過去2番目に低い金額』だったそうです。

どうでしょう。この金額、多いと思いますか、少ないと思いますか?

あまりパパのお小遣いを制限してしまうと、「1か月頑張って働いて、自由になるお金がこれしかないのか……」と、仕事や家庭へのモチベーションを失ってしまいかねません 。

できれば、パパのお小遣いはそのままで、何か別の方法で家計のコストカットを行い、使えるお金を増やしたいところです。

そこで今回は、先輩パパ・ママたちに、“お小遣いカットの前にできること”をお伺いしてみました。

●先輩パパ・ママが実行しているコストカットのテクニック5選

●(1)お弁当

『いつもランチを外で食べていたのですが、お弁当に変えました。単純計算で1日1,000円で20日間なら、2万円。けっこう浮きます』(パパ・30歳)

コンビニ弁当にお茶をつけたら、それだけで500円は簡単に超えてしまいますよね。都心部だと、場所によっては1,000円でも厳しいこともありますから、“お弁当作戦” は地味ながら効果的です。

●(2)禁煙・禁酒(節煙・節酒も含む)

『妻が妊娠したタイミングで、タバコをやめました。うちはふたりとも1日に1箱は吸っていたので、それだけで25,000円から30,000円くらい減った計算になるんでしょうか』(パパ・35歳)

『妊娠前は、主人も私もお酒が好きで、家でも外でもよく飲んでいました。私の妊娠と共に主人のお酒の量も減ったので、その分だけお金は浮いてますね』(ママ・35歳)

タバコやお酒は、妊婦や小さなお子さんにはもちろんNGです。夫婦同時にやめることができれば、家計の面でも健康の面でもプラスになります。

●(3)マイルやポイントの活用

『妻が仕事を辞めたタイミングで、私が使っているカードの家族カードを作りました。家族カード間でポイントのやり取りができるし、“家族カードキャンペーン”などもあるので、うまくやるとかなりポイントたまりますよ。年間30,000から50,000ポイントくらいはたまってるんじゃないかな?』(パパ・40歳)

ポイントは馬鹿にできません。わが家でも、万単位の買い物は“ポイント○倍セールまで待てるかどうか”を検討し、待てるものは待つようにしています。

あとは、せっかくためたポイントは余さず使うこと 。“期間限定ポイント”の使い忘れには注意です。

●(4)固定費の見直し

『携帯電話の更新月が来たタイミングで、ふたりともMVNOに乗り換えました。これまで2台で15,000円以上だった携帯代が、5,000円以下です。他にも固定電話の解約、自宅インターネットプロバイダの見直しで、さらに3,000円くらい下がりました。次は電気かな?』(パパ・39歳)

海外製のSIMフリー端末が増えてきたことにより、MVNO が手軽な選択肢として考えられるようになってきました。

固定費の削減を考えたとき、真っ先に着手できることでしょう。また、今年からついに家庭の電力自由化が始まるので、さらなる固定費削減ができそうです。

●(5)ママも働く(仕事に戻る)

『1歳になったタイミングで、保育園に預けて職場復帰しました。お金のことを考えると、自分も働かないとかな、と』(ママ・28歳)

『保育園に払うお金のことを考えると、パートのお給料じゃほとんど残らないんだけど、それでもお小遣いくらいにはなるので。あと、働いていない期間が長くなると、戻れなくなる気がしたので』(ママ・33歳)

『3歳までは自分の手元で育てたかったので、保育園には預けませんでした。はじめは子育てで手一杯でしたが、少しずつ時間が空くようになったので、在宅ワークに挑戦しました。収入は正直わずかですが、保育料を払うことを考えると、そんなに変わらないかなと思います』(ママ・37歳)

ご相談者様は“主婦希望”とのことですが、お金のことを考えるならば、どこかのタイミングでご自身もお仕事をされることを考えてはいかがでしょうか。「1馬力よりは2馬力!」 です。

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もちろん、思い描くライフプランや子育てイメージがあると思いますので、周囲の方々や先輩ママのコメントなどをご参考に、じっくり考えてみてくださいね。

【参考リンク】

・お小遣い調査 | ライフスタイル・ラボ(新生銀行)(http://www.shinseibank.com/cfsg/questionnaire/)

●ライター/矢山ユースケ(IT系パパライター)

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