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メルシーボークー, 2016年春夏コレクション - 10年目を迎えて、宇津木が考える「服が喜ぶこと」

  • 2016.1.17
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メルシーボークー,(mercibeaucoup,)は2016年春夏コレクションを発表した。今季はブランド10年目を前にした節目の年。テーマとして掲げたのは「服が喜ぶこと」だ。当たり前がゆえに忘れてしまいそうなことを、もう一度最初から見つめ直したシーズンである。

デザイナーの宇津木えりは「やっと心から“こういうことをしていきたい”と思えるように成長したかもしれません。まだまだできていませんが、一生懸命頑張っていきたいとスタッフ一同思っています。今後は今までしてもらったことを少しずつ返せるようにしていきたし、みんなからありがとうと言われるブランドでありたいです。」と語る。

そんな宇津木が提案するのは、メンズとウィメンズの境なく着られるジェンダーレスな服。緩いシルエットは男の子が着るとちょうどいいサイズ感に、女の子が着るとすこしオーバーサイズに。ジャケットやデニムパンツは、サイズ展開を幅広く持たせることで誰でも着られるように仕立てられている。

また、路線図や乗り物、動物……日常にありふれたものをガーメンツにたくさん詰め込んでいる。服を喜ばせようとする宇津木のユーモラスな演出はクスッと笑えるものばかりだ。それとは対照的にミニマルなセットアップもある。10年目という大きな節目を迎えるための正装だろうか。黒なのにどこか柔らかい風合いを出すジャケットとパンツは、緩さのある“きちんと感”を表現しているようだ。