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新しい工芸の魅力に出会う―「中川政七商店」初の路面店が表参道にオープン

  • 2016.1.13
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1月13日、東京・表参道に「中川政七商店」の路面店がオープンしました。奈良で創業してから今年でちょうど300年を迎える老舗の底力や、新しいパワーを感じられるお店の様子を見てみましょう。

“工芸大国ニッポン”を目指すお店

東京メトロ表参道駅B2出口から徒歩約7分。青山通りから少し入った閑静な一角に、「中川政七商店」の路面店がオープンしました。

奈良で1716年に創業し、手績み手織りの麻織物を作り続けてきた老舗店で、現在は“日本の工芸を元気にする!”というコンセプトのもと、幅広く生活雑貨を扱っています。

店舗オープンに合わせて植物ブランド「花園樹斎」がデビュー

お店のオープンに合わせて新しいブランドもデビューしました。それが、植物ブランド「花園樹斎(かえんじゅさい)」。

「“お持ち帰り”したい、日本の園芸」をコンセプトに、日本の園芸文化の楽しさを再構築したブランドです。

「花園樹斎」は、プラントハンター西畠清順さんが世界中から取ってきた極上の“植物”と、その植物に合わせて「中川政七商店」がプロデュースする“工芸”が出会うことで誕生しました。

開花時期を早めるという西畠さんの得意技“開花調整”により花開いた「梅」は、華やかなデビューに向けて作られた季節鉢。その場の雰囲気を明るくしてくれて、パワーをもらえそう。

その他の鉢も、それぞれの植物のイメージに合わせてデザインされているので、そのまま誰かにプレゼントできるのが嬉しいですね。

店内にあふれる、かわいいものたち

店内には、「中川政七商店」が持つブランドが勢ぞろいしています。

“古くから日本にある素材”と“今”を合わせたテキスタイルを提案する「遊 中川」、くつしたのファクトリーブランド「2&9(NITOKYU)」、“日本の土産もの”がコンセプトの「日本市」など。

「中川政七商店」がプロデュースした「堀内果実園」のコンフィチュールは、無添加のもの。奈良県吉野の山麗にある堀内果実園で育てられたゴロンと大きなフルーツがふんだんに入っていて、食感と風味を楽しめます。

東京ミッドタウンで開催される「大日本市博覧会」

2016年1月13日〜1月17日、東京ミッドタウンで「大日本市博覧会」が開催されます。

元サッカー日本代表の中田英寿さん、クリエイティブディレクターの水野学さんなどによるトークショー、漆塗りワークショップ、「花園樹斎」の販売などが予定されています。

「中川政七商店」300周年を記念して企画された限定品や先行販売もあるので、ぜひ足を運んでみてください。

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