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やるべきことに集中! ママが「不安情報」に翻弄されずに生きる方法2つ

  • 2016.1.11
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【ママからのご相談】

40代の中学生のママです。子どもの進学先のこと、親の介護が今後生じるかもしれない可能性、老後のこと、さまざまなことが不安になります。

解決策を考えようと雑誌や本を読んでもどんどん不安が増すばかり。 どうすればよいでしょうか。

●A. 世の中には不安情報だらけだと自覚して、目の前のことに集中しましょう。

ご相談ありがとうございます。ママライターの馬場じむこです。

子どものこと、介護の問題、自分の老後のことなど、本当に悩ましい問題ですね。今直面していなくても、周りの話やニュースなどで耳にして不安になってしまうこともあるかと思います。

今回は、1,000万部以上の本を世に送り出してきたプロデューサー長倉顕太さんの著書『超一流の二流をめざせ!』から、こういった不安に対応する方法をご紹介します。

●社会は不安情報だらけ

長倉さんの著書にはこのような記述があります。

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どうして社会がこんなにも不安がるのか、どうしてみんなはこんなにも悩むのかと冷静になって考えてみると、いくつかの要因が浮かび上がってきた。それは、社会自体が「不安情報だらけだ」 ということ。インターネットの中を見てみても、「老後の不安のために金融商品を買いましょう」みたいな情報だったり、ネットでお金を稼ぐ系のセミナーの呼び込みでもよく使われる「あなたの家族が病気です。今すぐ100万円の手術をしないと助かりません。そのときあなたは家族を救えますか?」のような、お金儲け系だったりと、とにかく不安を煽る内容の広告が多いのだ。

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本当にネット・雑誌・テレビで不安情報がたくさん流れています。

今から準備して万全な対策をとっておかないと大変なことになる、関心を持っていないことがあると将来を軽視していて考えが浅い、とあおられることも多いのではありませんか。

私もいままでたくさんの情報に翻弄(ほんろう)されて、将来の不安に備えるつもりで、今思えば不要なセミナーをいくつも受けたり、高額な教材を買ったりしていました。もったいなかったと感じています。

●不安情報に翻弄されないで生きていく2つの方法

では、不安情報に翻弄されずに社会で生きていくにはどうすればよいのでしょうか、長倉さんは著書で2つの方法を提示されています。

●(1)不安情報だらけだという前提で生きること

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あらゆる情報に対して信じないと頑に思うのではなく、そのような思惑から生まれているんだと知ったうえで、自分にとって欲しいものなのか、必要なものなのかを考える 事である

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何もかも世の中に出ていることは信じないというのではなく、不安情報で購入させようという動きを何となく意識していると、ちょっと弱っていて不安情報に翻弄されそうになった時に立ち止まるきっかけになります。

●(2)目の前のことに集中しろ。今この瞬間に、正直に生きろ!

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自分のことを卑下する人は、心ここにあらずでいつも不安な情報に煽られながら、起きもしない将来の不安を考えたり、過去の出来事にとらわれたりしてしまっていている

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不安や焦りがその人の大半を占めているので、その感情をちょっとでも和らげることができるなら、と安易な情報に走ってしまうのである

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確かに不安になっているときは、目の前のやることがおろそかになっていることが多いです。

今やらなくてはいけない仕事、家庭のことだけを考えてそのことに没頭するといつのまにか不安なことに囚われなくなっていたりしますね。

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いかがでしたでしょうか。

商売のために不安をあおることを意図的におこなっている業者がいる と知っているだけで、起きていないことへの無駄な心配や対策に心を持っていかれなくてすみますよね。今のことに集中して楽しく過ごしたいですね。

【参考文献】

・『超一流の二流をめざせ!』長倉顕太・著

●ライター/馬場じむこ(書評ブロガー)

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