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短所が長所に見えてくる! ママが「子育てのイライラ」を解消するコツ

  • 2016.1.7
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【ママからのご相談】

10歳、7歳、3歳の3人の男の子の母親です。

長男はゲームばかり、二男はしょっちゅう弟を泣かす、そして三男は泣き虫の甘えん坊で、私がどれだけ忙しくてもくっついて離れないことが多く家事が進まずイライラ。

もう嫌になって私の方が泣きたくなります。どうしたらもっと心に余裕が持てるでしょうか?

●A. 短所も視点を変えれば長所に変わる!

こんにちは。心理食育インストラクターのSAYURIです。ご相談ありがとうございます。

男の子が3人とは誤解を恐れずに言うなら毎日が壮絶なのではないでしょうか。洗濯だけでもすごい量かと思います。それほどの家事をこなしながらの子育て。

気持ちに余裕を持ちたくても、どうしていいのか分からないのは容易に想像できます。

今回は心理学でいう“観念 ”から少しでもお気持ちが楽になるようなお話ができればと思います。

●“こうあるべき”という観念

誰しも育った環境や、幼児期のしつけ、刷り込みなどによっていろんなルールを意識的にも無意識的にも持っています。

たとえば、“お兄ちゃんは弟の世話をするべきである”とか、“ゲームばかりするべきではない”とか、“年下の人には優しくするべき”とか。

これを心理学用語で“観念”といいます。イライラするのは、誰かが自分の中にあるルールを破った ときに出てくる感情です。

●視点を変えて見てみましょう

1度、観念を捨ててお子さんの状態を見てみましょう。ゲームをずっとしている長男さん。すごい集中力ですよね。集中力がなければゲームだって長時間できるものではありません。

もし今後、今のゲームのように他のことに興味を持ったとき、その集中力はすばらしい力を発揮すると思いませんか?

三男さんが甘えてついて歩くのはママが大好きで仕方ないと思えばいとおしく感じませんか? たった5〜10秒でいいので手を止めて抱きしめてあげてください。

それだけで“絆ホルモン ”とも呼ばれるオキシトシンが分泌されてママもお子さんも落ち着き優しい気持ちになれます。

そして次男さん。もっとママに注目してほしくてママの注意を引くために三男さんにイタズラしているのではないでしょうか。

たとえ小さな子どもでも“認めてほしい”“注目してほしい”という承認欲求 はあります。

●目的をはっきりさせましょう

そうはいっても家事をやってしまわないと! これが多くのお母さんが持つ観念。でもその家事は何のためにするのでしょうか。

家族が快適に過ごせるためですよね。家事優先で子どもの承認欲求が満たされないというのは本末転倒ではないでしょうか。

少し肩の力を抜いて、そして爆発したり、ひどく落ち込んだりしてしまう前に小さなことでもご主人に本気で相談してください。

「こんなことを話したら……」と思われるかもしれません。でも“こんなことで悩んでいる自分”がそこにはいるのです。

そこは放置せず自分を認め、お子さんたちと一緒に成長されるような気持ちになられてはいかがでしょうか。

育児は“育自 ”とも言われます。一人で背負いこまないでくださいね。

●ライター/SAYURI(心理食育インストラクター)

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